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最後の駅の向こう

何でもすぐ忘れる人の特に記憶に残しておきたいライブの簡易レポートと趣味のレビューの予定。あくまで予定。

KEYTALK「PARADISE」 2017/03/15

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KEYTALKがオリコンウィークリーチャート2位を獲得した

 


4枚目のフルアルバムで勝ち獲った快挙である

 




ここ数年のKEYTALK人気は重々承知していたけれど、ここまではっきりとした数字で提示されるとやはり驚嘆の一言に尽きる。

メンバーの皆様、KEYTALKに携わる全ての皆様、本当におめでとうございます。

 


ところで、「KEYTALK」についてどんなイメージをお持ちですか?

 



以下、ディスりではなく事実として淡々と書いてしまうがここ数年で爆発的に若いファンが増え、ファン層にかなりの偏りがあるのは否定できない点、また良く言えば賑やかな雰囲気のPVや各媒体での取り上げられ方(何処とは言いませんけれども…)から、曲は知らないが何となく聴く気が起きない、といった偏見を持たれて避けられている面があるのも否定できません。

勿論、そんな目で見ている人がばかりではない事、たまたま自分がそういう声を耳にする機会が少なからずあった事、どのバンドにもイメージ云々の話は付き物だという事は承知しています。

しかし若いファンが増えるのはこれから長く聴き続けてくれる存在として非常に有難いこと。
目を引くPVや各媒体でのキャッチーな取り上げられ方は強い印象を与えることで記憶に残りやすいし、知名度を上げるには充分すぎる効果があったのは今回の結果が証明している。
たとえ良い曲を量産しようが、まず存在を知って貰わないと意味が無いのだから。


そんな状況の中、リリースされた「PARADISE」は、各メンバーで曲数に差はあれどメンバー全員が作詞作曲を手掛けた全17曲を収録。

思えば1年前にリリースされた2枚のシングル「HELLO WONDERLAND」と「MATSURI BAYASHI」が大変素晴らしかった。それぞれにメンバー4人の手掛けた曲を1曲ずつ、計4曲ずつ収録したこの2枚は自由に伸び伸びと制作されたことが窺えるような多彩な曲で構成され、この2枚を合わせて1枚のアルバムにしてしまってもいいくらいの作品だった。

(「HELLO WONDERLANDでは歌詞に意表を突かれる巨匠作のただひたすらにかっこいいパンクナンバー「One side grilled meat」、「MATSURI BAYASHI」では初期KEYTALKを彷彿とさせるようなフュージョンサウンドが筆舌に尽くしがたいほど素晴らしい八木氏作の「wasted」が、アルバムの選曲に漏れたことが惜しいくらいの名曲です、こちらも是非に)



結果的にその流れを汲んだ今作はKEYTALKがこれまでで一番知名度が高い状況、かつ良くも悪くも、ある固定のイメージが付いてしまった今、そのイメージをひっくり返す為にもこのタイミングで出したことに大きな意味があり、きっと良い影響をもたらすと勝手ながら信じている。

KEYTALKのファンとして、「売れた」昨今の状況は素直に喜ばしいし誇らしいことである。
ただ固定のイメージが生まれつつある現状に於いては、それはKEYTALKというバンドのほんの僅かな一面に過ぎないのだと声を上げずにはいられないし、そういう姿を知っている人達が微力ながら声を上げるべきだと思う。
ある一定のイメージが定着して、彼らの本当の姿が伝わらないのが悔しくて堪らない。

 

収録曲を全て聴いてみれば、大袈裟ではなく「この曲とこの曲本当に同じ人が作ったの!?」と思わされる程なので、KEYTALKに馴染みがなくてもひとつくらいは気になる曲があるのではないか、だから先入観を捨てて聴いて欲しいアルバムだと思っている。

 

また今作はアルバム全体の流れも秀逸で、前半にパンチのある曲が並び、後半に向かう程に従ってメロディーに深みのある曲へと移ってゆく。
序盤でしっかりと掴み、そのまま飽きさせずに引きずり込んでいくような感覚。

良いメロディーにじっくりと聴き浸りながら終わると、最初の目まぐるしい展開がまた聴きたくなって最初に…と繰り返し聴きたくなるような構成。
そんな大まかな流れがありつつも曲から曲への繋がりにはいい塩梅で緩急があり、中弛みしてしまうこともない。

曲数は多いですが4分を超える曲は一つもなく、ほとんどが3分台か2分台、何と1分余りの曲すらある。このおかげで大ボリュームでありながらもあっという間に終わってしまうような感覚もある。

 


以下、主観で聴きどころをつらつらと書いていこうと思います。現状、メンバーのインタビュー等をほとんど読んでいないのでそれ違うし、とかそれもうメンバーが言ってた、とかあるかもしれないですがあくまで個人の感想です。

 



1.Summer Venus   

詞・曲:首藤義勝

アルバムの1曲目は大体テンション高いナンバーを持ってくるという恒例のパターンだな、と聴き進めいくといきなり流れるEDM、一聴目はそりゃ大いに驚きましたよ。うわぁパリピじゃん…と。笑 (ディスってないですよ)
しかし音的には何の違和感もなくEDMパートをぶっ込んでくるあたりがKEYTALKのセンスの良さ。そしてEDMパートから繋がるサビの一気に広がるような開放感!!これを狙ってやったのか?

最初はただ驚かされるばかりだったけど何度も聴くとこれが癖になる。
初っ端はこれだけインパクトがある方が良いでしょう、間違いなく記憶に残るし。にしてもはっちゃけましたね義勝さん!
ただこういうノリが苦手な人が1曲目で聴くのを止めてしまうことだけが心配ではあります。
このノリが次で早くもひっくり返るので、とりあえず次の曲に進んで頂きたい。それだけを祈る。


2.ASTRO(10thシングル 2017/01/25リリース)

詞・曲:首藤義勝

Summer Venusで意表を突いたかと思えば、次の曲は勢いのあるバンドサウンドを前面に出したナンバー。ふたりの歌声は力強く、ギターは歌と並んで遠慮なくリフを弾きまくり、いい所で入ってくるタム回しも高揚感を煽る。これ!KEYTALKってこんなにかっこいいんですよ!いきなり雰囲気を変えてくるこの流れ良過ぎませんか?だから次の曲まで進んでくれって言ったじゃないですか。

何だか夢のような歌詞のSummer Venusから一転、現実に引き戻しつつも一度は夢破れた人物が再び希望を掴もうとするような歌詞も良いです。Summer Venusの最後の歌詞が「※青春に賞味期限はございません」、続くASTRO最初の歌詞が「夢終えた深夜の岐路に」と曲調だけでなく歌詞にもかなりの落差があるけど、そのお陰で詞の切実さが強調されているようにも感じられる。「息をするように願い続ける」という一節がとても好きなのですが、それなりに年齢と経験を重ねたからこそ出た詞ではないかと。それゆえにKEYTALKと同世代くらいのリスナーには刺さるところもあるのではないかと思います。(KEYTALKメンバーと同年齢の人間の感想です)

 

PVもとても良いので貼っておきます

www.youtube.com




3.ダウンロードディスコ   

詞・曲:小野武正

 

武正さんお得意の裏打ちのリズム。個人的にいつもの裏打ちナンバーより強く惹かれるのは何故か考えると、いつもと違ってマイナーコードだからか。

独特の語感で畳み掛け展開が目まぐるしく変わるメリハリのある曲なのでこれで2分以下なのが信じられない。

2番でボーカルのメロディーをなぞるようにギターが同じメロディーを重ねているところがいいです。KEYTALKではよくあるアレンジで、ボーカルが3人いるようで聴いててワクワクするところ。

「制約と閃きの瞬間に決意して僕は僕を刺す」という詞に武正さんのセンスを感じる。

 

 

4.MATSURI BAYASHI(8thシングル 2016/05/18リリース)

詞・曲:寺中友将

 

こちらも恒例の“祭り”ナンバー。シングルだった時はずば抜けてハイテンションな感じでしたがここまでのパンチのある曲たちに並ぶと変に飛び出ることもなくいい感じにおさまっている印象。

曲中に何度も出てくるベースのスラップが全体を盛り上げ、しっかりと長さを取っているギターソロの炸裂具合がありつつうっすらと哀愁を感じさせるメロディーが存在感を放っているところが巨匠らしい。

PVだとテンションの高さがフィーチャーされているけど、曲だけだとまた印象が違って上手く言えないけど祭りの日の夕方みたいないい雰囲気というか。

“テンションの高い夏の曲”というひとつの括りでも、義勝さん(Summer Venus)と巨匠(MATSURI BAYASHI)だとメロディーの作り方がこんなに違う、と考えながら聴くとまた面白い気がします。

 

 

5.パラサイト   

詞・曲:小野武正

 

ここでアルバムの空気が一旦変わる。

巨匠の声で勢いよくザクザクと畳み掛けてくると思えばいきなり小気味よいベースのメロディーで更に空気を変え、次いで義勝さんが細かく刻むように早口で畳み掛ける。まるで巨匠の声がハムバッカーで、義勝さんの声がシングルコイルみたいだな、と前々から思っていたのですが、そんな各々の声質に合うパートを振ることで曲調の変化を際立たせているように思えます。

ふわっとした歌い方で声を重ねる「パラサイト パラサイト」の部分が不穏な空気を出していてぞわぞわする。

武正さんはギタリストとしてもコンポーザーとしても、もっと世間から評価されるべきだと常々思っています…こういう曲を聴くと改めて。

 

 

6.HELLO WONDERLAND(7thシングル 2016/04/13リリース)

詞・曲:首藤義勝

 

心なしか、この曲が一番義勝さんの歌声が伸び伸びとしているような気がします。音域的に歌いやすいのでしょうか?

KEYTALKの真骨頂とも言えるさらっと転調を入れた人懐っこい4つ打ちナンバー。なので決して単純な構成ではないのですがこのバンドとしては王道、と言うべき安心感のあるアレンジで、ひとつ前のストレンジなアレンジのパラサイトと並ぶとこちらも対比されてお互いの特長を引き立たせています。

 

 

7.秘密   

詞・曲:八木優樹

 

ここで満を持して八木曲の登場です。

終始思いつめているような詞とどことなくダークな曲調は新境地と言っていいと思うのですが多用される「パラリラリーラーパーラッパー」というミスマッチなフレーズで肝心なところがはぐらかされるという非常にもどかしい歌詞…狙ってやってますか八木氏??おかげでダークさが良い具合に緩和されているとも思えるけれども。

3年前から曲を手掛け始めた八木氏ですが、出す曲が毎回メロディーが良いんだ…天才肌?今後もたくさん曲を作ってくれることに期待しています。

 

 

8.森羅万象   

詞・曲:小野武正

 

分かり易いメッセージではなく韻を踏んだり言葉の響きを重視するようで、やろうと思えばいくらでも深読みできてしまうような武正さん独特の歌詞の羅列が聴いていて心地よい。歌うのはとても大変そうだけど。それで言うと中盤のラップのような歌い方が良いですね。

爽やかさとお洒落コード(語彙力が足りない)のこの感じは初期KEYTALKを思い起こさせるようでもあります。

もしもこの曲でタイアップ取れたら、KEYTALKのイメージが変わっただろうか。

 

 

9.HOROBIRO   

詞・曲:八木優樹

 

勢い!痛快!以上。こういう曲も出来るんですよKEYTALK。

お、インストか?と思わせるようで途中からシャウトがなだれ込んでくる。

アルバムの中盤でこういう意表を突くような曲が入ると流れにメリハリがついていいですよね!ライブでもセトリの良いアクセントというか、強力な起爆剤になるのではないかと。フェスでやればKEYTALK知らない客をびっくりさせられるかも。

たった1分で終わるのが惜しいような、その潔さがまた良いような。

 

 

10.Love me(9thシングル 2016/11/23リリース)

詞・曲:首藤義勝

 

アルバムに入ることで良い意味で一番化けたのがこの曲だと思いました。

カオスなHOROBIROの後だから余計にイントロのあたたかいメロディーが目立っているのかもしれません。

歯切れの良いリフのおかげで甘ったるすぎない雰囲気、でもある願望に期待感を抱きつつも若干の遣る瀬の無さもあり切なげな歌詞、の絶妙さがとても良いです。やけにリアリティを感じるのですが…。

 

 

11.STAY   

詞・曲:寺中友将

 

Love meからこの曲へ、癖のないポップミュージックが繫がる流れ。序盤の曲調とあまりにも違いすぎていてこの部分だけで比べるとまるで別のアルバムであるかのよう。

奇を衒うアレンジもなく、素直に聴きやすい曲だと思うのですが内に秘めた熱さというか、そんな感じの独特のエモみがあります。エバーグリーンなポップスを彷彿とさせるような雰囲気と、英詞が混ざっているせいか洋楽っぽさがあるなという印象もあります。

転調や派手な曲展開が苦手、と言う人にお薦めしたい曲ですね。

 

 

12.Combat Song(7thシングル 2016/04/13リリース)

詞・曲:八木優樹

 

好きです。

 

 

 

 

すいませんもっとちゃんと書きます。

 

前2曲の流れでこのまま落ち着いて終わるのかと思いきや、ここでもうひと盛り上がりです。

ドラマーである八木氏が書いただけあってどっしりとしたドラムがぐいぐいと引っ張る、士気を鼓舞するかのようなメロディーにテンションが上がります。このまま突っ走るのかと思っていると途中で軽快なパートが繰り広げられる。これがまた高揚感を更に煽ります。本当に八木ちゃん天才なんじゃないか…

 

 

13.boys&girls(8thシングル 2016/05/18リリース)

詞・曲:首藤義勝

 

某朝の情報番組のテーマソングに半年間起用される、というバカでかいタイアップがついた曲。

と言う訳でどこまでも爽やかで、如何にも休日の朝にテレビから流れてくるような普遍的な優しいポップソング。

アレンジを詰め込むだけではなくて引き算も出来るバンドで、こういうタイアップにも対応できるバンドなんですよKEYTALKは。この曲やSTAYのような“普遍的な良い曲”があることでアルバムに奥行きというか、深みが出ているような気がします。

 

 

14.story   

詞・曲:寺中友将

 

こちらも恒例の、巨匠がひとりで歌うミディアムナンバー。

ツインボーカルは大きな魅力ですが、ソロで歌う曲があるのもそれぞれの歌声をじっくり楽しめて嬉しいです。巨匠の歌声は、この曲のようにゆったりしたテンポで丁寧に歌い上げるような曲調の時が一番美しい。完全に歌を引き立たせるような演奏、儚げなピアノのメロディーが寂寞感を際立たせる。

間違いなく、今作の大きな聴きどころです。こんなに落ち着いた、歌を響かせる曲もKEYTALKにはあるのだと知って欲しい。名曲。

 

 

15.ミルクティーは恋の味   

詞・曲:首藤義勝

 

イントロから可愛らしさが炸裂しています。ふわりとした歌い方も、歌詞の言葉遣いも可愛らしい。

本当にASTRO作ったのと同じ人の曲なんですか?と言いたくなるくらい、この曲が入ることで義勝曲の振り幅が大きいことに驚かされる。

そしてこの曲も心情の描写がやけにリアル…聴いてるこっちが何だか照れてしまうような。「切ない 一瞬のどきどき 嫌いになりたい 会いたい」とか。

この曲は義勝さんがソロで歌っています。繊細な歌声が軽やかな曲調にぴったりです。

 

 

16.スターリングスター(6thシングル 2015/10/14リリース)

詞・曲:首藤義勝

 

KEYTALK初の武道館ワンマンの直前にリリースされたんですよね。そのためか、煌びやかなアレンジで曲全体がきらきらと輝くような空気で溢れている。この曲もASTRO同様、色々な経験を積み重ねて長い道のりを歩んできたからこそ書けるような歌詞。バンドのこれまでのこととKEYTALKが多くの人に受け入れられている現状を思い起こしながら聴くととても感慨深い気持ちになります。

story、ミルクティーは恋の味と続いてじっくりと浸るように聴くような流れからまた少し変わって、この曲でキリッと締まるような感じがしてメリハリがついて良い流れだと思います。

 

 

17.Oh!En!Ka!

詞・曲:寺中友将

 

アルバムの締めくくりとして、元気な曲調でリスナーに向けてはっきりとしたメッセージを送るこの曲を持ってくることで最後まで聴く者を引き込んで離さない。スカッとした気分で終わることが出来ます。

スターリングスターもOh!En!Ka!も、もの凄いエネルギーを持った曲なので聴いているだけで励まされるような、前向きな力をもらえているような、月並みな言葉だけれどそんな気がします。

 

 

 

全部聴き終わると、どれだけ自由度が高く「何でもあり」なアルバムなのかがよく分かると思います。

この「何でもあり」がKEYTALKなんです。

 

インディーズから現在まで、KEYTALKが細かいジャンルに囚われずに様々な要素を取り込んで曲を作ってきたことはずっと変わっていません。所謂ギターロック、4つ打ち、ダンスロックからJ-POP、パンク、ハードコア、ジャズ、スカ、フュージョン、そしてEDMまで。

でも根底にあるのはメンバーの人柄通りの人懐っこさで、良い意味で馴染みやすい曲にまとめ上げている。

 

これがKEYTALKの本当の魅力だと、知ってもらいたいです。

 

 

少しでも興味を持ってもらえたら、もし購入に踏み切れなくてもレンタルでも試聴でもPVだけでも、少しでも聴いてみようと思ってもらえたら幸いです。

 

20170214/Club Lizard Yokohama 15th Anniversary!!~いままでありがとう~ 簡易レポート

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mynameis...

TEXASCOMMANDO

9mm Parabellum Bullet

 

 

ビルの老朽化に伴い、今年の3月で閉店することになったClub Lizard Yokohamaのイベントです。

横浜で結成され、リザードが“ホーム”である9mm、同じくリザードに縁のあるmynameis...とTEXASCOMMANDOの3マン。

もう周知の通り、この日は現在ライブをお休みしている滝さんが観に来ていて9mmのライブ中にモッシュダイブをしたという、とんでもない事が起きた公演です。

滝さんが元気になってステージに帰ってきた時に「そういえばこんなことがあった…」と思い出すのだろうと、いつか来るその日を期待してここに備忘録として置いておくことにします。

 

 

 

mynameis...を観るのは2回目で、2012年にリキッドで9mmと対バンした時以来。TEXASCOMMANDOは初見でした(ので両バンドの記述が少ないのは御容赦を)

mynameis...ではMCでボーカル宮島さんがリザードで結婚式をやった、との話を。

ライブ中に何度も高い所に立ちフロアを見下ろす様子とその表情に思い入れの強さを感じ、終始見入っていました。

TEXASCOMMANDOは1曲目からこの音好きだなあ、とすぐに思った。とても良かった。バンドとしては初めて観たけれど、あんまり初めてのような気がしなかったのはjamming O.P.のチャックさんがいたからか。

 

 

TEXASCOMMANDOが良かったので、次の転換中に物販を覗き、以前ジャミングとしてお会いしたチャックさんと再会できたことも嬉しく、しばしお話しているとチャックさんのすぐ後ろに滝さん!!!?

開演直前になんか滝さんに似た人が入ってきたような気がするけど本人だったらすぐ裏に行ってしまうだろう…なんて思っていたけど、途中まで気が付かなかっただけでずっとPAスペース~物販近くにいらしたようです。

 

 

 

9mmセトリ(順番違ってたらすみません)

 

(teenage)Disaster

Discommunication

Cold Edge

Lost!!

反逆のマーチ

Black Market Blues

新しい光

Talking Machine

 

Punishment

 

 

Lost!!と反逆、そしてPunishmentでは昨年の9mmのツアー広島公演でサポートを務めた、TEXASCOMMANDOの西堀さんも入っての編成。

 

 

 

ディザスターとトーキン、イエローアルバム収録曲をセトリの最初と最後に持ってきたのは結成当時からの馴染みの場所であるリザードに合わせて、という事でしょうか。ただでさえ久々にセトリに入ってきたディザスター、もうこれだけでこの日来た甲斐がありました。

 

今や9mmの曲を数多く弾きこなしてしまう武田さんですがCold Edgeはいつぞや大好きだと公言しておられただけあってこの日も流石の完コピ。その割に最近あんまりセトリに入らない気がするので武田さんがいらっしゃる間にもっとやってください!笑

 

Lost!!では「おれが向かってるのは…リザードに決まってんだろ!!!」

反逆では「闘ってるんだろ…横浜のみんなも(リザードのみんなも?ここうろ覚え)」と歌詞を変える卓郎さん。

 

 

MCではやはりリザードでの思い出話になり、

9mmのツアーでリザード公演をやった時にチケットの応募が8000も来たこと、逆に客の数が0(対バンの人しかいなくてむしろマイナス)という話を。卓郎さんは当時皿洗いのバイトをしてからリザードに来て、客がいない中でライブをやって、それが終わるとまた皿を洗いに戻ったという。

 

あと、9mm主催イベント「カオスの百年」の第一回公演(当時は“百年”ではなく“百年後”だった)のフライヤーが卓郎さんが引っ越しをする際に荷物から出てきたが、そのフライヤーが大学の視聴覚室みたいなところで作った経費のかかっていないやつ…という話を和彦さんに振りながら話す。

そんな話をしているとフロアから「対バンはー?」という声が。その声に「お前だよチャック!!(笑)」と返す卓郎さん。

 

 

後方で観ていたのですがステージが低いリザード、長身の卓郎さんすらほとんど見えず、ステージの様子は全くと言っていい程分からなかったのが少し残念。でもステージ左右に置かれた台に卓郎さん和彦さんは度々乗ってくれたのでその時だけお二人の表情は観ることが出来ました。

和彦さん、前髪を上げていた?分けていた?ので、おでこが見えるような髪型になっていたことに驚きました。

それで思い出したけれど、2013年のBreaking The Dawn Tourで和彦さんの衝撃の髪型(短髪を立てていたウニみたいなやつ)を観てやはり驚いたのもこのリザードでのことだったなぁ…

 

 

 

本編が終わり、アンコール待ちの最中。

周りが徐にざわつきはじめたと思ったら、自分より少し前の方に見覚えのあるもじゃもじゃ髪の男性…

 

 

滝さん!!!!!?

 

 

滝さん!!!!!!

                                                                             

 

 

後ろの関係者スペースにいたであろう滝さんがいつの間にかフロア上手の前の方に普通に立っていて、何やら隣のファンの方と話し込んでいる様子。直後、メンバーが再度登場し卓郎さんが喋り出すも落ち着かない様子のフロア。

 

そんな中で「リザードがなかったら9mmは無かった」と語り、

フロアにいる滝さんに気付いていたのか?「ライブに出なくなったメンバーが存在感を薄れさせるバンドが多いけど、9mmはますます存在感を増していく稀有なバンド」と続ける。

 

5月にリリースされるアルバムにも触れ、

「次のアルバムは全部滝がギターを弾いています」

「初めて9mmを聴いた時みたいにびっくりすると思う」と。

 

 

アンコールの曲は「西堀くんがやりたいから と見せかけて和彦がやりたい曲」でPunishment

ここで冒頭に書いた滝さんのモッシュダイブが起こったのです…!

 

アンコールでは自分はフロア真ん中~それより前のモッシュピットを動いてて、自分も周りもかなりの興奮状態でぐっちゃぐちゃになっていたためよく見えてない、あんまり覚えていないところはあるのですがもじゃもじゃ髪で体格の良いあの方が確かにモッシュピットにいて、その人がその後気づいたら飛んでたのは覚えている。

 

 

これまた久々のPunishmentが嬉しくてたまらなくて、しかも滝さんと一緒に9mmのライブを観、滝さんと一緒に9mmのライブでモッシュしているなんて幸せで楽しくてそして最高に意味が分からない。ライブが終わってもしばらく状況がよく分からない。

ライブが終わった直後、心なしかやり切ったように見える表情の滝さんがPAスペースにいらしたのを見かけた。

 

ちなみに卓郎さん曰くこの日の滝さんの乱入は「ギター弾いてないからセーフ」

リザード仕様のセトリも素晴らしかったし、西堀さんも入っての編成は今回に限らずまたやって欲しいし、滝さんの件を置いといてもこの日のモッシュピットはかなり快適でそれもまた良かった。

 

 

終演後はライブが終わったら買おうと決めていたTEXASCOMMANDOのCDを買うべく物販に並んだりなどでしばらくフロアに残っていると、とっくに裏に行ったと思っていた滝さんがまだ物販近くにいらして、関係者?やファンの方とお話しされていた。やっぱり楽しそうな様子で。

 

 

滝さんと「まさかあなたと9mmのライブを観ることになるとは」と笑い合う日が来るなんて。

 

 

 

終演後に知ったのは、滝さんがPunishmentでフロア中央にできたサークルを割りダイブをし、そのままステージに上がってコーラスまでしていたこと。

ステージ全く見えなかったので、コーラスする滝さん…観たかった…

 

Punishment前に滝さんがステージに向かって何か言っていたこと。それが「卓郎かっこいい!!」という言葉だったこと。

自分の近くにいるファンに「9mmかっこいいですよねー」と話しかけていたこと。

そして公式が上げた写真にいた、生き生きとした表情でダイブする滝さん。

 

自分のバンドのライブで、長く連れ添ったバンドメンバーにかっこいい!と言ってただのキッズに戻り盟友たちや自分のバンドのライブをその場にいた誰よりも楽しんでいた滝さん。9mm愛が溢れまくっていた、滝さん。控えめに言って最高過ぎる!

滝さんがとてもお元気そうで、終始全力で楽しんでいる様子が見られて安心した。見てるこっちが幸せな気持ちになった。滝さんの9mm愛を目の当たりにしたことが何よりも嬉しかった。

 

20161105/9mm Parabellum Bullet TOUR2016“太陽が欲しいだけ”@豊洲PIT 簡易レポート

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各地で色々なゲストとサポートギタリスト・武田さんの力を借りながら続けてきたツアーの追加公演です。楽しかったツアーが終わってしまう時が来ました。

 

 

最後のゲストはGRAPEVINE

私の知る限りでは9mmと対バンしていた記憶は無いし、仲が良いバンドという訳でも無さそうで何故9mmがバインを呼んだのか不思議に思っていました。その辺の話はきっとまた卓郎さんが前説で話してくれるだろうと期待をしながら当日を迎える。

強いて言うならボーカルの髪型が似てる対バンかなと割と本気で思っていた…

 

 

 

定刻になると客電を落とさずステージの照明が点く。出てきたのは卓郎さん。

 

追加公演で初めて観る人達のために、滝さんが6月ぐらいから腕の不調があり、9mmとしてライブができるMAXの時間が限られているけど、これまでの会場でも全力でやってきたのだということを改めて説明。

 

GRAPEVINEについて、対バンは今回が初めてなのだそうです。

卓郎さんがバインに出会ったのは中学生の頃、ミュージックスクエア(ラジオ番組)でよく流れていたからだと。

「大学に入ったら、滝も好きで、滝がスロウが好きなんだ!って言ってCDを見せられて、滝すぐ耳コピできるからスロウを弾いたり」

そして恐らく9mmと曲調が違うからか?卓郎さんが

「9mmのファンはどんな音楽でも受け入れてくれるって確信してるから」とフロアに話しかける。

更に話を続けようとするが上手くまとまらないようで

「最後だから今日はうまくいかないや。笑 でも先輩を待たせる訳にいかないからね」と言って前説を終わらせる。

 

 

 

 

GRAPEVINE

 

SEも無くメンバーが登場。


田中さん、出てくるなりフロアを見渡してひと言

「これが9mmのお客さんかー」

 


自分たちのことを「1970年代から活動してるんです」

とさらっと言ってみたり

「金戸さんは柿(柄)のシャツ着て…」

とメンバーの着ているシャツの柄をいじったり、意外とMCでふざける人達だったのか…

 

 

バインは1曲も知らない状態でこの日初めて観たのですが、確かに9mmとライブの空気は違えど、心地の良いノリで聴ける曲、といった印象でゆったりとした気持ちで聴いていたらあっという間に終わってしまいました。

周りの9mmファンの人たちものんびりと体を揺らしながら聴いていたり、時には聴き入っていたりといった感じで終始良い雰囲気だったと思います。

 


ライブが終わった後にTwitterバインファンの方の感想を読んだのですが、この日のバインはかなり攻めたセトリだったそうです。9mmが対バンにお呼ばれしてWildpitchあたりをやるような感じですかね…?

ゲストで、しかも短い持ち時間だったのにそんな良いセトリでやってくれたバインの皆様、ありがとうございます…!

 

 

 

 

 

9mm Parabellum Bullet

 

太陽が欲しいだけ

Discommunication★

モーニングベル

インフェルノ

ロンリーボーイ

スタンドバイミー★

反逆のマーチ★

Lost!!

The Revolutionary

生命のワルツ★

 

Talking Machine

 

 

★が付いているのは滝さんがシンセを弾いた曲です

 

 

 

 

転換が終わり客電が落ちると後ろから一気に押され、バックドロップがどこから登場したのかを見逃すという失態。

お馴染み「Digital Hardcore」が流れ、メンバーが順番に登場。

これまではずっとツアーTシャツを着ていた卓郎さん、この日は黒いシャツで登場。

田中さんの白シャツに合わせたのでしょうか…?結局、何でこの日だけ黒シャツなのかは最後まで語られず。

 

ツアーのセトリを全て見ていないので何とも言えませんが、太陽始まりワルツ終わりは固定だったのでしょうか?この日も太陽始まりでしたが、1曲目にあのイントロが来るのは何度見ても込み上げるものがあります。

 

続くDiscommunicationはシンセでしたが、滝さんはここでも少し頭を振りながらリズムに乗っていて、なんだか調子が良さそうに見えた。

 

この日は序盤でモーニングベルが!間奏での長いタッピングが聴きどころで、滝さんのコーラスも多いので結構疲れる曲なのではないかと思われますが、滝さん、コーラスも間奏も見事やり切った!!さすがにモーニングベルはやらないと思っていたのでいきなり驚かされました!ツアーの最後だから、滝さんからの「心配かけてごめんなさい」というメッセージだったのか?(決してそんなことを滝さんに言って欲しいとは思っていませんよ)

 

ロンリーボーイもそんなに早くないけれど間奏のギターソロは割と凄まじいし、モーニングベル→インフェルノ→ロンリーボーイ を連続でやった滝さん…スタンドバイミーでシンセを弾くために椅子に座った時、ドリンクを飲みながら一息、といった様子だったのでこのあたりはやはり大変だったのか。

 

これまでの公演のMCでもネタにしていたように、太陽が欲しいだけ というツアータイトルにしたせいで?あまりお天気に恵まれなかった今回のツアー(雨バンドだしな…)ですがこの日は快晴、最終日にしてやっと太陽が手に入りました。卓郎さんも、終わりよければ…だね、と言っていましたし。

また、WOLLの中でも美しい曲、という説明をここでもしていました。

 

反逆のマーチでは卓郎さんが「闘ってるんだろ おれたちは誰でも」の部分を「東京のみんなも」に変えて歌う。

 

 

そしてThe Revolutionary 間違いなくこの曲がこの日の最大のハイライトで、

イントロでは前に来てギター弾き始めるし…この曲は間奏での卓郎さんと滝さんによるツインリードのギターソロが最高にかっこいいですがその間奏、ソロを滝さんが弾き切った瞬間にフロアから歓喜の拍手と大歓声が巻き起こる!!間違いなくあの瞬間、会場にいた誰もが感動したであろうし、一体感が半端なかった。

更に最後の「世界を変えるのさ」の部分で滝さんが

「世界をーーーーー!!!!!!!!」

って、あらん限りの力で叫んだのが、泣けて泣けて。

滝さん、きっと大丈夫なんだ。いつもの滝さんだ。と思ったらもうね…

 

 

元気な時の半分くらいだったけれど、あんなに動く滝さんを観たの、野音以来か。

どの曲だったか忘れてしまったけれど間奏のソロを弾く前に、やるぞー!と言わんばかりに右手を高く掲げたり、ギターのネックを少し振り回したり。

しかし、まだ完全に感覚が戻っていないようで、足元の機材に躓いてしまい、後ろにいる武田さんが心配そうに様子を窺っていた場面も。

 

それと反対に、徐々に前に出てきてギターを弾くことも増えてきた武田さんが、この日はほぼ前に出ず、完全に後ろでサポートに徹していたのはやっと前に出てギターを弾けるようになった滝さんを目立たせる為だったのかもしれないな、と。

 

 

アンコールではまず卓郎さん、和彦さん、かみじょうさん…が出てくる。他の会場だと武田さんも出てくるのに、出てこない。

卓郎さんが何を話すのかと思ったら

「あーしまった…武田くんがすっかり体の一部になってて紹介するの忘れてた!!」

すると何と、フロアから

 

\たーけーだ!!たーけーだ!!/

 

と、まさかの武田コールが自然発生する。

しかし、しばらく経ってからそれをまあまあ、と言いたげな感じでフロアを落ち着かせながら制した卓郎さん。

 

 

「次の曲は(9mmの)4人でやります」

 

 

…何ですって!!!?

 

 

そして滝さんがステージへ…演奏が始まったのはTalking Machine!!!!

 

今までライブで何回も何回も聴いてきたこの曲。

大好きなこの曲を、“9mm Parabellum Bullet”の演奏で聴ける有り難み。

喜びが爆発するフロア。

この時の嬉しさは言葉ではとてもじゃないけど言い表せない…

 

 

アンコールが終わるといつものようにフロアに向かって長々と挨拶をする卓郎さんと和彦さん。

卓郎さんが最後にオフマイクで「ありがとう!!!」と叫ぶ瞬間は何度見ても胸を打たれる。

そして卓郎さん、

「これからもよろしくな!!」

と言って去っていく。

 

 

これで終わりか…と思っていると徐にステージにスクリーンが下りてくる。

 

ツアーのダイジェスト映像に乗せて、各公演の日程がエンドロールのように流れてくる。

アルカラのツアーファイナルみたいだな、なんて思いながら観ていると

 

「2017年春 7thアルバムリリース決定!!」の文字。

 

アルバム…だと!!!?

またもや大歓声が巻き起こるフロア。

 

確かに滝さんが最近、曲をたくさん作っているとは言っていたけど、

こんなに早くアルバムが出るなんて!!

卓郎さん、これからもよろしくってそういう事だったの!?

 

ツアー中、来年になったら9mmは活動を休止してしまうのではないかという覚悟さえしながら観ていたのに、それどころかもうアルバムを出すと。ツアー終わって寂しい気持ちが一気に吹っ飛んだ。

 

 

各会場で前説としてメンバーが出てきて、今の滝さんの現状を直接説明してくれたのはワンマンのつもりでチケットを取った各地のファンへの配慮だと思うし、ゲストとして出てくれたアーティストの紹介は、自分たちを助けに来てくれたゲストの皆様が少しでもアウェーにならないように、という心遣いだったと思う。(今回のMCで卓郎さんがゲストの事を「急な救難信号に応えて駆け付けてくれて」と言っていた)

そして卓郎さんはツアー中、サポートしてくれた武田さん、助けてくれたゲストにはもちろん、会場に駆け付けたファンにも何度も感謝の言葉を伝えていた。

 

でも卓郎さん、ありがとうと言いたいのはこちらも同じです。

 

滝さんが骨折した時、そして今年の野音以降

9mmのライブが、普通に観られるのは当たり前じゃないんだという事を実感している。

やれる範囲で、全力のライブを見せてくれてありがとう、こちらこそありがとう。

 

「これからもよろしく」

と、たったひと言だけどそれで不安がなくなりましたよ。

こちらこそ。これからも、末永くよろしくお願いします。

 

 

そして武田さん、武田さんには感謝してもしきれません。

結局、武田さんはWOLLの大半の曲を弾きこなしました。武田さんがいてくれたからこそ、「アルバムのリリースツアー」仕様のセトリでのライブが観られました。ツアー後半戦の公演が全て開催できました。

サポート始めた頃は武田さんのこと知らない人も多かったであろう、それが今や9mmファンにすっかり受け入れられて。あの武田コールがそれを物語っている。

武田さん、本当にありがとうございます。

 

ただひたすら、感謝の気持ちでいっぱいのツアーでした。

 

 

 

 

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と、レポを書きました。11月8日のことです。

推敲のため、上げないでおいたら翌日の11月9日、滝さんが当面9mmのライブ活動を休止するとの発表がありました。

ジストニアの「疑い」ということで、混乱を招かないために公表を控えていたこと、ツアーが終わったタイミングで改めて公表して、更に滝さんは無理せず休養すること。あくまでも「滝さんがライブを休む」だけであって9㎜はこれからもこの4人で9㎜だということ。

どれも最善の判断だと思います。来年には滝さんの作った新しい曲が聴けることも決まっています。

 

卓郎さんがZepp Tokyoで「滝の代わりはいない」と言ったことも、きっとこれが終わればしばらくライブしないからと追加公演で大いに動き回り魂を削った演奏、そして無理をしてでもアンコールで出てきてくれた滝さんの行動もこれですべてが繫がった気がします。

滝さんにはしばらくゆっくり休養して欲しいとも心から思ってはいます。

 

ただ、滝さんの姿をしばらく見ることが出来ない事、休養しても治るかどうか分からないという状況であったことがやはりショックです。受け止めるまでにすこし時間がかかってしまいそうです。

どうして滝さんが…

 

 

滝さん、ツアー最後までやってくれて本当にありがとうございました。

少しでも早く9mmのライブに帰ってこれることをただ祈るばかりです。

そしてそんな状態でも9mmを続ける決断をして下さった皆様に、心からの感謝を。

 

20161022/9mm Parabellum Bullet TOUR2016“太陽が欲しいだけ”@仙台PIT 簡易レポート

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和彦さんの地元、仙台での公演です。

和彦さんが「9mmのライブ」のMCで喋るのは仙台でやる時だけ。

なので、9mmを仙台で観ることは長年の夢でありました。ファン歴9年にしてようやく叶いました。感無量です。


今回のゲストはMy Hair is Bad

名前は知っていましたが曲は全く聴いたことがない、何ならメンバー構成すら知らないという状態で当日を迎える。

初めて観るバンドは敢えて予習をせずに観るのが好きなので。







以下、内容・セトリのネタバレを含みます





定刻になると客電を落とさずにステージの照明が点く。

「こんばんはー」と言って出てきたのは和彦さん、のみ。あれ、札幌東京と違うパターンだな?と思っていると


「仙台担当の中村です」


なるほど。

続けて「ただいまー」とフロアに挨拶。


「長町(仙台PITの最寄駅)にはあんまり来たことがなくて…2〜3回ぐらいしか来たことない、生涯で。だからアウェーかなと思ったけど。笑」

と、地元トークを少し。


「ワンマンを楽しみにしてくれた人には申し訳ないけど、ギターの、滝くんの具合がね…だから、フルでできなくて…」

「あっという間に終わっちゃうけど、でも全力でやるから、仙台頼むぜ?」


また、対バンのマイヘアについて。

「マイヘアは先日ライブを見たけど、絶対こいつら変なやつだなって。笑  挨拶に行ったら(大人しい的な)で、俺たちもライブ凄いけど普段はそうでもないとか言われてたからね。」だから自分たちと似たようなものを感じるらしい。


なんかMCっぽくなってきたね、と笑いながら言ったりしながら、袖で待機していると思われるマイヘアのメンバーを「(呼んで)大丈夫?」と気遣いながら、

いよいよマイヘアをステージへ呼び込む。





My Hair is Bad



前述の通りで曲を知らないため、曲については詳しく書けません。すいません。7曲ぐらいやってたかな?


最初の曲で早くも「9mm!呼んでくれてありがとう!」と叫ぶ椎木さん。


「9mmは俺たちからしたらレジェンドだから、

卓郎さんがちょっと冗談を言いに楽屋に来てくれるんだけど、上手く笑えなくて。危ない橋を渡ってるみたいで。ちょっと間違えたら大変だ…って」

それな、畏れ多いとそういう反応になりますよね…わかる…と、何だかマイヘアに親近感が湧いてしまうMC。


「俺たちの歳、24〜5っていうのはクラスの頭良くてギター上手いやつらがこぞってコピーしてて、俺たち頭あんまり良くないギターもあんまり上手くなくてパワーコードエルレガーデン弾いてた。上手いやつらは徐々に辞めていって、俺たちは音楽続けて、9mmのツアーの前座に呼ばれるくらいになった」


「9mmはレジェンドだから、俺たち25のガキが9mmより爪痕残すなんて無理だし9mmよりかっこいいライブできるなんてありえない!でも、ありえないことをやるのがロックバンドでしょ!!?」

と、音楽を続けてきたからこんなに大きいステージで、9mmのツアーのゲストでライブできるという喜びをぶちまける。

また9mmに感謝を告げ、後で直接言いに行きます、とも。


ただ周りがみんな9mmのコピーやってた時に、「俺はひねくれてたから9mmなんて有名なバンド聴かないし、って言ってた」という事まで素直に暴露してしまう。笑  

それは隠しといても良いんじゃないか?笑  


最後の曲が終わるとまた「9mm、ありがとう!!」と感謝の言葉を。



マイヘア、とにかく熱いバンドで。スリーピースだけどサウンドもしっかりしていて、山本さんは足を振り上げながら結構動き回りながら弾いてて、椎木さんも歌わない部分では前に出てきて楽しそうな笑顔浮かべながらギター弾いてたり。


「今は9mmの番か??俺らの番か!!?違う、お前らの人生、お前らの番だろ!!!!」

かなりの熱量でぶちまけられたこの言葉には聞いていて込み上げるものがありました。


色々開けっぴろげにまくし立てながらギターを掻き鳴らす姿はかなりのインパクトだった。自分の思ってる事とか、音楽に対してかなり熱い人なんだなと。私もそうだけど、周りのお客さんもずっと、食い入るように聴いていた。


全く知識がない状態で観たので、これがマイヘアの第一印象になります。

歌詞があんまり聴き取れなかったのがすこし残念…多分音響の関係で…私の居た場所が悪かったので仕方ないですが。

また何処かで観る機会があるといいな…と思うところ。






9mm Parabellum Bullet



太陽が欲しいだけ

反逆のマーチ★

インフェルノ

迷宮のリビングデッド

スタンドバイミー★

Answer And Answer

Lost!!★

Talking Machine

生命のワルツ★


Cold Edge(卓郎/和彦/ちひろ/武田 の4人で)



★が付いているのは滝さんがシンセを弾いた曲です




客電が落ち、SEが流れ始め…これまでの会場とは違い、バックドロップが上から降りてきました。

これがもの凄くかっこよかったんですよね…


手を高く上げ頭の上で手を叩きながら入ってくる滝さん。少し元気そうに見えました。





WOLLの曲で唯一、ライブで聴けていなかったリビングデッドがここでようやく聴けた…!仙台まで来て良かった…!!やはり和彦さんの地元だからでしょうか。

間奏のベースソロでは和彦さんにスポットライトが当たり、しっかりと見せ場を目立たせていました。


今回はツアー中雨が…のくだりは無く、その代わりに卓郎さんが

「みんなアルバムの感想色々あると思うけど、一番美しい景色を切り取ったと思ってる曲です」

と言ってからのスタンドバイミー

今まで気付かなかったけど、この曲は卓郎さんブリコルールじゃなくてスナッパー?TYG?を弾いてるんですね。

穏やかな笑みを浮かべながら歌ったり、アウトロではメロディーの美しさに浸るようにギターを弾いていた卓郎さんの姿が忘れられません。



トーキンの2番、「何べんやっても」のところでいつも滝さん和彦さんがドラムの乗ってる台に上がって同時にジャンプするやつ、滝さんの代わりに武田さんがやっていました。あれ大好きなので武田さんがやってくれて嬉しい!



終盤、お馴染み卓郎さんの

「いけるかーーーー!!!!?」

に対して和彦さんが声は出さずに

「来いやー!」

って口動かしてるように見えた。



本編が終わりメンバーが退場する時に、最初と同じようにフロアを見ながら手を高く上げ頭の上で手を叩きながら去っていった滝さん。ライブ中の様子はよく見えなかったのですが、滝さん、やはり少し元気そうだな?それなら何よりだとぼんやり考えながら見ていました。




あれ、本編で和彦さん喋ってないぞ?と思っているとアンコールで出てきた卓郎さんが

「和彦が何やら準備し始めたよ?笑」

と言うので下手を見ると、マイクをいつもの低い位置から普通の高さに直して和彦さんが話し始める。

和「さっき喋っちゃったからね」

卓「4割ぐらいになっちゃったね笑」(客の反応について言っていたのか?)



アンコールで1曲だけやりますと話し始めた和彦さんを遮る卓郎さん。ここでマイヘアの話をさせてくれ、ということで。

「何でマイヘアにライブ出てもらったか言ってなかった」と、アンコールでやっと対バンのきっかけの話を。

マイヘアとの出会いは、RSRの美味しいケータリングのコーナーで会って。(スカパラの方も一緒だったらしい)そこでCDを貰ったのだそうです。それだけの出会いだったけど、ツアーに出てくれないかと声を掛けたら、出てくれたのだと。



マイヘアのおかげで今日ライブが出来たと、改めて感謝を告げる。

和彦さん、卓郎さんに向かって「(マイヘアが)レジェンド扱いまでしてくれてね(笑)」「いつもより機嫌いいもんね(笑)」と楽しそうに話しかける。


和彦さんがアンコールの話に戻ろうとすると卓郎さん、あれ、そこに戻るんだ?と言い「(中継風に)スタジオの中村さんにお返ししまーす」とふざける。


ひと通り話し終わるとマイクをいつもの位置に戻す和彦さん。それを見た卓郎さん、おれもそれでやろうかなと呟くと和彦さんのマイクに向かい

「いけるかーーーー!?」

「いけるかーーーー!!!!!?」

と何と和彦さんのあのマイクで叫ぶ!!!これは多分初めて見ましたよ???卓郎さん!!



アンコールの曲、Cold Edgeは武田さんがどうしてもやりたかった曲だそうです。今回のツアーではまだ1回もやっていない曲で、仙台公演まで取っておいた…訳ではないらしいのですがやるなら仙台で…という事に。

この曲も和彦さん作曲なので、マイヘア前やアンコールのMC、本編でやった湖とリビングデッドも合わせて今回は完全に和彦祭でしたね。

シャウトの部分では「仙台ー!!!!」と叫んでいました。

そして武田さん、見事な完コピでした!ソロめっちゃかっこよかったです!素晴らしい!!




アンコールで卓郎さんが話していましたが、この日は滝さんの調子がとても良かったそうです。メンバーもびっくりするぐらい。

滝さん元気そうだなと思っていたらその通りだったという。

少しずつ回復されているのでしょうか、卓郎さんからそんな報告が聞けたのが非常に嬉しい。



ツアーも残り僅かになりましたがこのまま何事も無く完遂できることを祈ります。







20161010/9mm Parabellum Bullet TOUR 2016“太陽が欲しいだけ”@Zepp Tokyo 簡易レポート

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いよいよツアー東京公演。最近の9mmは大きい会場だとすぐ売り切れなかったり、当日券が出たりすることもしばしばありましたが今回は関東での公演がこの日だけだったためか、早々とソールドしていた気がします。

(後に豊洲での追加公演が発表されましたが)

9mmのツアーではお馴染みの会場であり個人的には自分の地元・東京での公演ということでツアーの中でも一番楽しみな日でした。

 

 

そしてこの日のゲストはHERE

そう、只今9mmのライブをサポートして下さっている、武田将幸さんのバンドです!

HEREとは全国流通盤が出る前から縁があったのですが、まさか彼らがZeppのステージに立っているところを観ることになるとは…

 

 

 

 

 

 

以下、セトリ・内容のネタバレを含みます

 

 

 

定刻になると、客電を落とさずにステージの照明が点く。札幌と同じく、卓郎さんがステージへ…に続き、この日は和彦さんも出てくる。

「札幌ではおれがひとりで出てきたけど、今日はHEREだからね…」とのんびりと話し出す卓郎さん

「ね、カズちゃん」と普段と違う呼び方で和彦さんに同意を求める。これには和彦さんもびっくり(しているように見えた)

札幌で言っていたのと同じく、今の9mmはライブ出来る長さが限られている話。

そう言えば、地元・仙台以外では9mmライブの際に喋らないことになっている和彦さんも卓郎さんと一緒に喋るが卓郎さんが「和彦は普段東京では喋らないからね…」とそのことに触れると「今はライブ中じゃないから」と。まあ、卓郎さんとのアコースティックライブの時は普通に喋りますしね和彦さん。笑

 

 

 

 

HERE

 

死ぬくらい大好き愛してるバカみたい

はっきよい

己 STAND UP

アモーレアモーレ

ゾッコンROCK ON

感情超常現象

 

 

SEが流れると順番に出てくるメンバーとサポートの壱さん、ハジメタル。

最後に出てきた尾形さんはマイクを手に取るなり「Zepp Tokyo盛り上がってますか!!!!?」

尾形さん、まだライブ始まってないです!笑 いきなり飛ばし気味なのがHEREらしい。

 

「日本で最もハイテンションなロックバンド、HEREです!!!」

 

 

「はっきよい」からは2人組ダンサー・IN-pishも加わり総勢8名の大所帯に。

(IN-pish、名前だけだと御存知でない方も多いかもしれませんが、アルカラ「癇癪玉のお宮ちゃん」MVに出演なさっている方達です)

元々HEREはかなり派手な動きで演奏するバンドで、曲のいいところでメンバーがステージ前方に一列になって出てきて演奏する張り出しスタイルなど良い意味でやりたい放題なパフォーマンスが面白いバンドなので

大所帯でいつものように動きまくるこのバンドにはZeppのようなでっかいステージがとても似合っている。

尾形さんはZeppの広いステージを所狭しと動き回っているし、上手後方でキーボードを弾いているハジメタルは、たまにステージ前方まで出てきては踊りまくっていたり、(ドラムなのでその場から動けない宮野さんを除く)メンバー全員がステージ前方に張り出してきた時に一緒になって出てきてはエアギターみたいな動きをしていたのがもう面白くて。

 

「アモーレアモーレ」途中では尾形さんがドラムセットからフロアタムを奪ってきて、IN-pishメンバーにタムを持たせて和太鼓のようにして叩いたり(前の方よく見えなかったのですが…)ステージを飛び出し、おそらくフロア最前列ぐらいに乱入、「君は足を支えて」「君はドラム持って」とその辺にいた人に指示を出し、客の上で先程と同じようにタムを叩く。このパフォーマンスにはこの日初めてHEREを観る9mmファンも大盛り上がり。

更にフロアを沸かせたのが、この曲のアウトロでまたもやメンバーが前方に張り出してきたとき。

何と卓郎さん&和彦さんが張り出しに乱入!!!

卓郎さん、完全にHEREメンバーになったかのように両手を前に構え、若干ドヤ顔。いつもニコニコしてる卓郎さんが珍しく、ドヤ顔。和彦さんは後ろを向いて自分の体を自分で抱きしめるような謎の立ち姿でキメる。お二人ともとても楽しそうで観てるこっちまで幸せな気持ちになる。

そして曲が終わると2人とも、あっという間にステージから消えてしまう。

 

尾形さんがMCで話していたように、実は以前から9mmとは何かと縁のあるバンドでHEREの1stアルバムに滝さんとかみじょうさんがコメントを寄せていたり、対バンも3回ぐらい?もっとやってましたっけ?それぐらいしていて。HEREのレコ発で、2013年にO-WESTで対バンした時の様子は9mmの映像作品「act O+E」初回盤の特典映像にも少し収録されています。昨年には東邦大学の学祭での2マンがありました。

以前にもHEREのライブ中に9mmメンバーが乱入したことがあって、その時の9mmメンバーは普段のステージ上の佇まいとは違って、少しはしゃいでいるようにも見えるくらい楽しそうにしていて、そんな様子が観られるのもこの2組の対バンの楽しいところなので今回もほんの少しだけだったけど、乱入するところが観られて良かった。

 

 

9mmのサポートでは、ツアーに入ってからは徐々に存在感を出し始めているとはいえ基本的には滝さんの後ろで黙々とサポートに徹している武田さんですが、本来は割と派手な動きでギターを弾きまくる武田さん。

MCの途中だったか、冒頭で卓郎さんが言ってたのだったか、「HEREを初めて観る人?」との問いかけに少なくとも私の周りにいた人たちはかなりの人数が手を挙げていたので、9mmファンに普段の武田さんの姿がお披露目できたことは非常にいい機会だったと思う。

かなり短いセトリではあったけど、その短い間ですっかり9mmファンを引っ張って、最初は少し様子見をしていたようなフロアの雰囲気もすっかりなくなるぐらいの終始ハイテンションなライブでした!

 

 

武田さんダブルヘッダーということで、なのでしょうか?この日HEREの物販では武田さんの姿が大きくプリントされたTシャツを販売していました。そして終演後にはHEREメンバーと共に物販に立ち、自らTシャツを売っていました。2ステージをこなして、物販と最後の最後まで大活躍の武田さんでした。本当にお疲れさまでした…!

 

 

 

 

 

 

 

9mm Parabellum Bullet

 

 

太陽が欲しいだけ

Supernova

インフェルノ

Kaleidoscope★

スタンドバイミー★

Lost!!★

Black Market Blues★

Talking Machine

生命のワルツ★

 

Discommunication(卓郎/和彦/ちひろ/武田 の4人で)

 

 

★が付いているのは滝さんがシンセを弾いていた曲です

 

 

 

 

太陽で始まるのは先日の札幌と同じ…

だったのですが次の曲、Supernova!!!?

最近では通常のライブでも聴く機会がかなり減ってしまっていただけに、このタイミングでセトリに入るなんて想像すらしなかった…

また、イントロや間奏での卓郎さんと滝さんによるツインリードが、今回トリプルギター編成ということで原曲にはないトリプルリードのアレンジになっていたことに非常に感動しました。もしかしたらもう二度と聴けないアレンジだったかもしれません…理由は何であれ現在、普段とは違ってトリプルギターというギター好きにとっては最高の編成でライブをしているのですから、それを最大限に生かしたアレンジはとにかく素晴らしいと思います。シンセの曲も同様ですが今回のツアーではこういうところは今だからこそ聴けるものだと思って純粋に楽しんでいきたいです。

 

 

「スタンドバイミー」の前には札幌と同様に、「太陽が欲しいだけ」というタイトルにしてしまったからなのか?ツアー中ほとんどの日が雨だという話を。

「でも“お前の瞳の奥にある太陽が欲しいだけ”…だからね?」と。

 

最近のライブでは毎度そんな感じですが、この日もやはり動けない滝さんの分まで和彦さんが動き回っているように見えましたが、ラスト「生命のワルツ」の時にフロアに向かって「かかってこいや!!」と言わんばかりに指をクイッと向けていました。

 

 

 

アンコール、滝さんは現れず。

卓郎さん曰く「滝が一緒にライブ出来る時間は終わってしまった」「ウルトラマンのように」

 

この日のアンコールはDiscommunicationだったのですが、実は発売日が2007年10月10日で、つまりこの日でちょうどメジャーデビュー9周年という節目だったんです。そのことにも触れ、そういう話をしたんだからやらない訳にはいかないでしょ、と。

Discommunicationを聴いて9mmを好きになってから早9年か…と、とても感慨深い気持ちで観ていました。

 

 

 

アンコールで演奏前に卓郎さんが話したこと。

「滝の代わりは、いない」

「9mmにとっては滝の代わりはいないんだよ」

「みんなにも代わりのないものが見つかるといいね」と。

 

これまで滝さんに関して何か話す時の卓郎さんは、なるべく心配をかけないようにするためか、普段のMCと変わらずのんびりとした口調で軽い比喩を交えて話していたけれど、この時の卓郎さんは真っ直ぐな表現で、表情にもとても切実さがあらわれているように見えて…

 

「武田くんはサポートしてくれてるけど、9mmの大ファンでもあるからそのへんとの葛藤もあって…笑」

と、滝さんの代わりはいないと言い切ってしまったけれど、ここ数ヶ月間全力で9mmをサポートしてくださっている武田さんへのフォローと気遣いも忘れない。卓郎さんの優しさが窺えるひと言。

 

 

もちろん9mmは誰が欠けても成立しないし、メンバーもファンもそれは分かりきっていたことだけれど

メジャー9周年という節目を迎え、今のバンドの現状もあり、改めてそのことを噛みしめているからこその心からの言葉だったのだろうと。

会場にいた全員がこの言葉に心打たれたに違いない。私だってそうだ。

 

卓郎さんの口から直接、この言葉が聴けて良かった。

 

20161008/9mm Parabellum Bullet TOUR2016“太陽が欲しいだけ”@Zepp Sapporo 簡易レポート

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6〜7月は止むを得ず中止(アコースティックライブに変更)となってしまった9mmのアルバム「Waltz on Life Line」リリースツアー後半戦。ワンマンの予定だったのが滝さんの具合を考慮して、ゲストを迎えた2マン形式に。

滝さんのことがあるのでセトリにアルバムの曲がどれだけ入るのか、そもそもツアー仕様のセトリが組めるのか?

 

 

 

 

以下、セトリ・内容のネタバレを含みます

 

 

 

 

定刻になると客電を落とさずにステージの照明が点く。どうしたのかと思いきや卓郎さんが登場。

 

前回北海道に来たのはライジングで、その時の出番は夜中の3時だったのでものすごいテンションだったという。

「おれたち今…色々調べて貰えば…セトリとかね、分かるけどできる曲数とかのマックスが限られてて。」

「今日はWiennersが出てくれるんだけど、Wiennersは2014年のカオスの百年で、その時の体制の最後のライブをやってくれて。新しいメンバーになってからライブ観るのは初めてで。だから今日初めて観る人もいると思うけど、おれも同じだから。笑」

ライジングの時みたいな感じで、今日も頼むぜ、まだ18時だけど(笑)って。

「おれ呼び込みとかやったことないからさ…Wiennersの発音の仕方聞いてみたら、(語尾を上げたり下げたりせずに)ウィーナーズ  だって。でもMCの人は(「ウィ」を強調して)ウィーナーズ!!っていうからおれもMCみたいに言うね」

 

Wienners!!!!」

 

と卓郎さんが叫ぶと暗転。

 

 

 

Wienners

 

「俺たちは今週アルバム、GOKOHをリリースして、知らない?笑 知ってくれてる人ありがとう。で、ツアーも始まるんだけど」

「このタイミングで9mmに、ツアーの札幌に出てくれないかって言われて。少しでも9mmの力になれるなら、って、今日は30分間全力でやります!!」

私もWiennersを観るのは2年前のカオス以来、新メンバーになってから初めて観ました。サエさん、可愛らしい高い歌声でやっぱりこのバンドには可愛い歌声は必須なんだな、と。

 

Wiennersを初めて観る人が多いからか最初は大人しく見守っている人が多かったけど玉屋さんがもっと前来いよ、などと煽ったりして徐々に盛り上がってくる。

 

リズム隊はどちらかというとパンク寄り、それにシンセの爽やかなピコピコサウンドとボーカルの掛け合いが乗る、底抜けに明るいナンバーが次々と繰り出されてくる。卓郎さんが彼らを「爆裂ポップバンド」と紹介していたのが正にぴったり。何故か「西遊記みたい」とも言ってたけど。笑

 

今月、自身のツアーでも札幌に来るらしいです。そのタイミングで、サポートを快諾する彼らの心意気。そう言えば以前にWiennersのアルバム出た時に滝さんがコメント寄せていたし、元々結構親しいのかな。

 

正直、30分間では物足りない!サポートアクトじゃなくて完全に2マンという形で観たかった!!それぐらい楽しかった!!

 

 

 

 

 

9mm Parabellum Bullet

 

太陽が欲しいだけ

Discommunication★

Kaleidoscope★

インフェルノ

反逆のマーチ★

スタンドバイミー★

Lost!!★

火祭り★

The Revolutionary

生命のワルツ★

 

Talking Machine(卓郎/和彦/ちひろ/武田 の4人で)

 

★が付いているのは滝さんがシンセを弾いていた曲です

 

 

客電が落ち、お馴染みDigital Hardcoreと共にいつもの巨大なバックドロップが上がる。去年のツアーも今年の野音も、それぞれのライブ用に作られたやつを使っていたので普段のあのロゴのバックドロップがこんなに大きな会場に掲げられるのを見るのは実は久し振りで、すっかり見慣れた光景だけどやはり血が騒ぐ。

 

 

いきなり、滝さんが以前何処かのインタビューで自ら難しいと言っていた太陽が欲しいだけ から始まる。これが弾けるくらい回復したことが喜ばしい限りだし、もしかしたらこの曲できないかもしれないと思っていただけに驚かされる。

 

Kaleidoの華やかなリフにはシンセがお似合いだったし、

スタンドバイミーはシンセがきっと合うだろうなと想像はしてたけど本当にあの可憐で儚いメロディーに優しいシンセの音がよく合う。柔らかく降り注ぐ照明も曲のあたたかさを現していて、とても美しかったし

色々あった結果のシンセとはいえ、演出と捉えて聴いても大変素晴らしい、美しいメロディーの多いWOLL仕様のセトリに相応しい気さえしました。

 

滝さんのシンセ率が増えてますね。

反逆やLost!!は前ギターで弾いてなかったっけ…?

フェス用セトリより長いから、無理せずにやるということなのか。

全体を通して大人しくて、ギターも振り回さないしシンセは弾かなくていいパートの時には小まめに水分補給をし、軽く頭を揺らしてリズムに乗る程度で黙々と弾いていた。しばしば、穏やかな表情を浮かべながら客席を観たり、たまにかみじょうさん達の方を向いたりしている様子を見てなんだか安心したような、やはり少し寂しいような。

 

 

夏はあまり目立たないようにギターを弾いていたようにも見えた武田さん、Kaleidoや火祭り、反逆のあの特徴的なイントロやワルツの超絶アウトロまで、滝さんと一緒に ではなく完全にひとりで弾いている部分が多くてほんとにこの人凄いな…と圧倒されっ放し。

火祭りの間奏では元気よく前に出てきてソロのあの凄まじい部分弾いていたり(ライターは使ってないけど)。HEREのスーパーギタリスト・マー君の本来の姿が垣間見えてテンション上がりましたね。

 

北海道でのライブなだけに、武田さんは石狩郡新篠津村の出身という話題になりライジングの会場は石狩だから、近いから新篠津村って何度も言ったよ、HEREのボーカル、尾形さんも新篠津村なんだよと地元MCもしっかりやってました。

武田さんに対しておかえりー!と言う声が飛ぶ中、卓郎さんが「みんな、おかえりって言うの好きだね(笑)」

 

普段よりMC多めだった今回。

Wiennersが温めてくれたからってのもあるけど、最初からこんなにガツンガツンと盛り上がってくれてみんなありがとう!」と嬉しそうな卓郎さん

 

太陽が欲しいだけ、というツアータイトルにしてしまったためなのか?ツアー中、番外編的立ち位置の高知以外雨が降っているらしい(あとから米子が晴れていたと訂正) そんな中観にきてくれてみんなありがとう、と言った後で

「アルバムには雨の曲もあるんだけど…次の曲は雨が止んだあとの曲」と言ってスタンドバイミーを。

 

卓「Wiennersは今月ツアーで札幌に来るのに…って宣伝してないよね?」

客「言ってた!!」

卓「よかった、おれが聞いてなかっただけか(笑)」

「(今月札幌に来るのに)こうしておれたちに力を貸してくれました!」

Wiennersもそうだし武田さんもだし、見に来てくれるみんなのおかげでこうやってライブができる、このツアーでそのことを実感しているという卓郎さん。

 

終盤かな、客が掲げたタオルが視界に入ったと思われる卓郎さん、「タオル逆になってるよ(笑)」と話しかける。他のバンドならよくあることかもしれないけど、9mmは普段のライブでは客いじりをほとんどと言って良いほどしない。とても珍しい光景を見た。

 

「もうあと何曲かで終わりなんだけど、今日までの人生を全部ここに置いていくから」

 

「でもみんなの分も貰っていくからな!!!!!」

 

に続く生命のワルツの頼もしさ!Cメロ後に勢いよくぐるぐる回るのが恒例の和彦さん、いつもより多めに回っていたようにも見えました。

 

 

 

アンコールはやれるのか…?と思っていたら滝さんを除く4人がステージへ。

最後にこの4人で1曲やると言って演奏されたのはこれもやると思わなかったトーキン!!最後の最後にこの曲が来ると最高に幸せな気持ちになる。

 

 

 

限られた時間と曲数で、全力でライブをする9mmの姿、しかと見届けました。

正直物足りなさもあるであろう客たちのために、できる範囲でアンコールも入れてくれて。

失礼な話だけど、今は緊急事態といった状況だからセトリに期待をしていなかったんです。やってくれるならどんなセトリでも嬉しいし。

でも実際はやれる限りアルバムの曲も詰め込んで、Revolutionaryも入れて、フェスセトリとは完全に変えてきていた。

フェスも曲が固定とは言え曲順変えたりとかできる範囲で色々やっていたけど。

 

本編ラスト、生命のワルツが終わって、無意識にステージに向かって「ありがとう!!」と叫んでしまった。叫ばずにはいられなかった。

 

9mmのそういうところが、心から大好きです。

 

20161002/a flood of circle「A FLOOD OF CIRCUS大巡業2016」@新代田FEVER 簡易レポート

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ツアー東京公演2日目。思い出したら都度追記します…2日連続だと記憶力が限界です…

 

 

 

2016年10月2日、佐々木亮介さん、30歳のお誕生日!!!

おめでとうございました!!!!!

 

 

 

 

 

以下、セトリ・内容のネタバレを含みます

 

 

 

 

Bentham

 

2日目ということでこの日のMCでは間違えることなく「おはようございます!Benthamです!!」

序盤からもっと前来いよと客を煽っていましたが、2日間来ている人がやはり多いらしく前日に比べると盛り上がり方が明らかに違う。最初の数曲は初日と大体同じだった気もするし、初日に初めてBenthamを観た、というフラッドのファンも勝手が分かってきた、という感じ。

後から友人に聞いた話だと2日目の方がBenthamのファンが多いように見えたそうなので、それもあって盛り上がってたのかもしれないけれど。

 

この日も中盤辺りで「昨日いた人はこの後の流れ分かるよね?Benthamの曲の中で、フラッドをパクったんじゃね?と言われている曲があるんですけど昨日フラッドのファンの皆さんに本当に似ているのか聞き忘れたからもう一回」

と、「TONIGHT」を少し演奏して初日にも披露したフラッドの「The Beautiful Monkeys」カバー

「Benthamは、(曲調が)他の人たちと被らないように…ってことに重きを置いてるんですけど」

「どうしてもここの中で(ギターのネックを指さしながら)作るとね…」コードが似てしまったりすることもあるよね、という感じの話を。

フラッドへの(愛だったかリスペクトだったか忘れてしまったけどそんなような表現)が出たのかも?と。

「まあ、ひとつ前の曲も“KIDS”ってタイトルなんですけどね」と誰かが言ってしまって咎められていた。笑

 

そしてこの日は佐々木さんの誕生日という事でBenthamからプレゼントを渡すために佐々木さんをステージに呼び込む。きっちりラッピングされた箱(中身はウイスキー)などを渡される。ウイスキーを貰って嬉しそうな佐々木さん、その場でボトルから直で少し飲む。この後ライブをやろうという人が、ウイスキーを、原液で…笑

「もう一回(The Beautiful Monkeys)やろうよ」と佐々木さんが言うので急遽もう1回!

間奏に入ったあたりまでだったけどこれは嬉しかった!

ちなみにこの2回目も1回目と同じくまず「TONIGHT」からきっちり演奏し始めたので、佐々木さんが歌に入れず一瞬あ、そこからやるの?みたいな表情をしていた…気がする

 

その後のMCでは初日に出てきた「Bentham加入前の辻さんが佐々木さんとBenthamのライブを観に行った話」の続きを話し始める。「ライブの転換中ってみんな分かると思うけど会場、薄暗いでしょ?そんな中で佐々木くん何してたと思う?…本読んでた(笑)」

という佐々木さんらしいエピソード。

 

「手の鳴る方へ」での須田さんによるコール&レスポンスはもうこれしかないでしょう、「佐々木亮介、おめでとう!!」

置いて踊っていたり、何の曲か忘れてしまったけど小関さん、フロアにダイブしてたり(普段のライブでもそんな感じなんですか?)終盤はメンバーのテンションもかなり上がっているように見えました。

 

 元々付き合いが長いこと、フラッドの曲をカバーしたことやMCでのエピソード(ライブやる時によくフラッドのTシャツを着ているという話もあった気がする)からもBenthamメンバーのフラッドへの愛が伝わってきて、ツアーの幕開けがこのバンドで良かったと思いながらこの日のライブを観ていました。

 

 

 

 

a flood of circle

 

前日と同じように転換を挟むのですが、この日はひと通り楽器の準備が出来た後、最後にフラッドのマネージャーが佐々木さんのマイクスタンドに小さな薔薇を飾る(本物か造花かどちらかは分からず)という粋な演出。

ステージに上がりマイクの前に立った佐々木さんはすぐ気付いて笑いながら薔薇の花を指先で軽く突いていました。嬉しかったのかな。

(その後のMCで薔薇を観て「LUNA SEAみたいだね」「そっちのTONIGHTやろうか」と、ネタにもしていました。そもそも佐々木さんLUNA SEA通ってきた人だったのか…??)

 

 

フェルディナン・グリフォン・サーカス

Rodeo Drive

Blood Red Shoes

Quiz Show

GO

Sweet Home Battle Field

コインランドリー・ブルース

FLYER’S WALTZ

ロックンロールバンド

KIDS

シーガル

ストライド

Boy

BLUE

 

TONIGHT(Benthamカバー)

Dancing Zombiez

 

 

フラッドが2デイズやると、セトリは大枠は同じで何ヶ所か順番入れ替えたり違う曲にしたり、というパターンが多くて、今回もそんな感じ。

入ったばかりのテツさんに配慮したため、と言うのもあるかと思うけど。

 

2曲目には前日のセトリになかったRodeo Driveが。「くたばるまで戦うだけ」と言う歌詞が、このバンドの生き様を体現していて何度聴いても血が滾るような思いがする。序盤でもうこの曲を出してくるなんて、相当気合入ってるのかな、と。

 

Sweet Home~で、さっき飲んだウイスキーで喉焼けそう…というフリがあり客席を焼野原に、というような煽りが入ったかと思うけどよく覚えてない(うろ覚えでほんとにすいません)

そして初日はテツさんの首にタンバリンを掛けていたけどこの日は姐さんに。姐さん、少し会釈するような姿勢でタンバリンを掛けてもらう姿が何だか優雅で美しい。その光景は今でもよく覚えてる。

 

KIDSの時だったか、「(サーカスだから)本当は空中ブランコとか呼びたかったけど…呼べないからその代わりにみんなが飛べばいい!」と言うし曲中も「飛べ飛べ!!」と煽るものだから会場がFEVERじゃなかったらダイバー続出してただろうな。FEVERはステージとフロアの間が狭いから、飛んだ人は前に着地できず後ろに戻されていて、普段よりダイバーが少ない気がした。でもロックンロールバンドからのKIDSで、佐々木さんにそんなに煽られたらテンション上がるに決まってるから飛びたくもなりますよ多分…笑

 

 

本編が終わり、あれ、今日はBenthamのカバーやらないの?と思っているとアンコールでメンバーが出揃った後、会場の照明が全部消される。何かと思いきやバースデーケーキをもった小関さんが登場

ケーキには灯のともったロウソク。ちゃんと「3」「0」のロウソクも乗っている。

ナベちゃん、姐さん、テツさんが即興で演奏を付け会場にいるみんなでハッピーバースデーを歌う。

からの「TONIGHT」 さっきのお返しと言わんばかりに小関さんも「お邪魔します!!」と言って一緒に歌いだし、

曲の最後の方では勢いよくダイブ。大好きなフラッドが自分たちの曲をカバーしてくれて、しかも自分も一緒に歌うことが出来て、本当に嬉しかったんだろうなと。

 

そういえばどのタイミングで言っていたか忘れたけどナベちゃんが、盛大に祝われる佐々木さんが羨ましかったのか文句を言い始めて(これも何て言っていたのか失念してしまった)、でもナベちゃんの誕生日もあんなに祝ったのに!と反論されてすかさず「すいませんでした!」と謝ってしまうという一幕も。

 

 

この日もそうだし、ここ最近のライブでは多少表現を変えていてもほぼ毎回言っている

「ここにいる人たちをひとり残らず連れて行く、もっといい景色を見せる」

という佐々木さんの言葉。フラッド始めて10年経ったけどまだまだやれる、そして「ベストライド」で毎回敢えて歌詞を変えて歌っている「俺“たち”のベストはいつも今なんだよ!!」の叫び。もうそれだけで毎回、このバンドについてきて良かったと思えるし、間違いなくもっといい景色を見せてくれる、って信じられる。

まだまだ「最高」を更新していって欲しい。ずっとついていくから。

 

 

 

そして、Benthamについて。

今回のツアーで初めて、Benthamのライブを観ました。

大好きなバンド、KEYTALKの後輩という事で勿論名前は知っていたし、KOGAさんからCD出し始めた頃に試聴したこともある。しかし音源やPVだけをチェックする限りでは、(失礼を承知で言います)最近の傾向である聴きやすい感じのポップな曲調という印象で止まっていて、特に気になった訳ではなかった。

その一方でライブがすごいという評判を何処かで聞いていたので今回フラッドの対バンで観られる事は楽しみにしていました。

 

そして迎えた初日、Benthamの1曲目が始まると音源からの印象と余りにも違い過ぎて、

「衝撃を受けた」

と文字にすると月並みになってしまうけれどたった1回のライブで、始まってものの数分でそれまでの印象が全部良い意味で、良い意味でぶっ壊れた。ここ何年かそんな経験、してない。決して大袈裟に言っている訳ではないです。こんなに良いバンドだったことを知らずにいたなんて!

きっと私みたいにライブを観たこともなく、ちょっとどこかで耳にした時の印象だけで大して注目していない人がたくさんいるのかもしれない。もちろんまだまだこれから大きくなっていくバンドだとは思うけど。

それで、今回観る機会がなかったら、ずっと本当のBenthamを知らずにいたんだなあと思うと今回の対バンは本当にありがたい機会だった。