暑さに滅法弱い人が2度目のロッキンに行ってきました。今後の参考にすべく、ざっくりと記録を残す。
2年前に初めて行った時には天気が良く、暑さはあったものの気温はそんなに高くなかったような…意外と過ごしやすかった、という記憶。とにかく、どれだけ体力を温存して過ごせるかを考えながら回った。結果的に初見のアーティストや観たことはあってもそれほど詳しくないアーティストを中心に少しずつ観ていたため、セトリ等詳細を把握できたのは9mmと途中から観たアルカラぐらい。しかし、普段なかなか観ない人達を観られた、いい回り方をしたと思っている。
2019年8月4日、快晴。
10:30~のアルカラを観るためにある程度時間に余裕を持って勝田駅に到着したが、精算やバス乗り場等色々な行列に引っかかりバスに乗れたのが10:30という幸先の悪さ。
◆10:30 LAKE STAGE
アルカラ
新曲(タイトルなし/ROCK IN JAPANに出た瞬間)
キャッチーを科学する
さすらい
聴けたのは上記の3曲。到着すると太佑さんが何やら真面目なコードの話をしているようだった。すぐに、まだタイトルがないという新曲をこの日に合わせ“ROCK IN JAPANに出た瞬間”という仮タイトル?で演奏し始める。
演奏が終わると、かっこいい新曲があと2曲出来てるけど今日はこのくらいにしたるわ!という感じのことを太佑さんが話す。
流石の盛り上がりだったキャッチーを科学する。後方中央あたりで観ていたためステージ全体がよく見えた。さすらい で中盤で下上さん、疋田さん、為川さんが一斉にギター・ベース・スティックを高く掲げた瞬間は見事だった。
後ろで涼んでる人もありがとうございます、と後方にいる人に感謝の気持ちを述べつつフロントエリアの客にそろそろ下がり、年齢考えろや!と言って笑いを取る太佑さん。出演者についても20年前から出てるってどういうことや!的なことを言っていじる。20年という長きにわたり開催されているこのフェスと、それに長く出続けているアーティスト達を太佑さんらしい言葉で称賛していたように聞こえた。
後から聞いた話によると、アルカラと同じ時間にGRASS STAGEに出演していた欅坂46の「不協和音」をカバーするというここでしか見られないような選曲があったらしい。自分のミスでそれを観ることができなかったことが悔やまれる。
◆11:40 LAKE STAGE
まだ昼前にも関わらず、既に日差しがきつい。後方の日陰の下、真ん中あたりで座って観ることにした。風が吹いてくると結構涼しく、ステージ全体がよく見渡せるため終始かなり快適に観ることができた。
パスピエは知っている曲が少なかったため、この日のセトリの中で知っていたのは「MATATABISTEP」のみ。でも曲を知らなくてももちろん楽しかった。勝手なイメージではあるが、曲は頭脳派でライブはかなり熱い、という印象だったが今回も個人的にはその印象通りだったな、という感想。可愛らしい声で煽ったりもしながら、羽織のような衣装の大胡田さんが上手下手とステージ上を悠々と動き回りながら歌う。その様子と響く軽やかな歌声は大胡田さんの周りだけ5℃くらい気温が下がっていそうな爽やかさもあった。
中盤の曲でナリハネさんが見事なソロを披露している間には大胡田さんがそちらに注目させるように屈んでナリハネさんを指していた。最後の曲では三澤さんが露崎さんの方まで出て行って隣でギターを弾きまくるなどの見所も。
最後に大胡田さんが休憩、水分補給気をつけて最後まで楽しんでね、という感じの優しいひと言を投げかけて退場。
パスピエ後、森のキッチンにて食事を摂りつつ涼んでいるとSOUND OF FORESTでライブ中だったSAKANAMONの「マジックアワー」が聴こえてきたのでそれを聴きながら休憩。その後一旦LAKE STAGEの方へ戻るとSKY-HIの演奏中(サウンドチェックだったかもしれない)だったので少しだけ様子を窺う。DJ+生バンド、という編成だったのか、曲を全く聴いたことがなかったのでとても気になったが、カエラちゃんが既に始まっていたのでPARK STAGEに向かう。
◆12:50 PARK STAGE
15周年スペシャルメドレー
BEAT
Magic Music
聴けたのは上記の曲。PARK STAGEに近付くとButterflyが聴こえてきた。ようやくステージが見えるくらいの所まで辿り着くと、自身が15周年を迎えたこと、私の15年はこの45分ではとても足りない、という感じのひと言からメドレーを作ってきましたと言って演奏が始まる。STARs、Samantha、Ring a Ding Dong、Jasper、TREE CLIMBERS、Yellow、など…よく知っている曲たちが次々と演奏される。
メドレーが終わるとカエラちゃんがギターを弾きながら歌うBEAT、最後に「みんなの笑顔が見たい!!」とカエラちゃんがとびきりの笑顔を見せたMagic Musicへ。
ちゃんとライブを観たのはもしかしたらこれが2度目くらいだったかもしれないが、かつてカエラちゃんがモデル時代からMCとして出演していた番組「sakusaku」のファンだったためその時からよく観ていた存在だったし、曲もある程度聴いてきた。だから時間が経ってからこういう形でまた観ることができ、よく知っている曲たちを目の前で聴くことができて嬉しかった。
◆14:00 PARK STAGE
カエラちゃん終了後に人の流れに乗って前方へ進んでゆくと辿り着いたのは下手のフロントエリア。和彦さんは近い、かみじょうさんは見えない、卓郎さんと滝さんは見えそう、武田さんはほぼ見えなさそう、という位置。一番気温が高くなるであろう時間帯、そして当然日陰などないフロントエリア、とにかく暑い…。
転換が始まってしばらく経つと、黒いTシャツ姿の和彦さんが出てきて自らチェックを始める。見逃していたが最初にピック弾きで確認していたのか?その後ピックを咥えながら指弾きで確認をし、足元の確認もするとステージを去る。その後には武田さんも出てきて、同様に自らチェックを始めていた。
転換中は様々なアーティストの曲がBGMとして流れていたが、あと2分ほどで定刻というタイミングで9mmにも縁のあるa flood of circleの「Flyer's Waltz」が丁度流れてきて大喜びで聴いているとサビに差し掛かったあたりで定刻になり曲が途絶えてしまう。それと同時にジングルが流れ始める。
Digital Hardcoreが流れる中登場する5人。この日のサポートギタリストはHEREの武田将幸さん。滝さんがサングラスをかけて登場するといういきなりレアな姿を見せるが、演奏が始まる直前には既に外していた。
ハートに火をつけて
Cold Edge
キャリーオン
ガラスの街のアリス
黒い森の旅人
名もなきヒーロー
新しい光
太陽が欲しいだけ
Black Market Blues
初っ端からハー火という灼熱のステージを更に熱くする選曲!和彦さんは最初から前に出てきて何度もこちらを煽る。煽る時に舌をぺろっと出す仕草も。間奏ではいつものようにお立ち台の上でギターのネックを横に振る滝さんの姿が見えた。最後まで歌い終わった卓郎さんが客席を覗き込むように僅かに身を屈めて楽しそうな表情を見せた。
間髪入れずにドラムを2小節挟み、Cold Edgeへ!益々熱量の上がるステージ、間奏前には和彦さんが「ひたちなかー!!!」と思いっきりシャウト!!勇ましい目つきでソロを弾く滝さん。「逃げ切れるつもりで罪を~」の部分ではかみじょうさんが華麗に回すスティックが辛うじて見えた。
続いてキャリーオン、卓郎さんが2番で「声を聴かせてくれ!!!」と叫ぶと大歓声が返ってくる。当たり前かもしれないがその歓声も普段のライブより圧倒的に声が大きく、フェスならではの迫力があった。
この辺りのブロックでは、和彦さんが足元の機材を飛び越えるようにぴょんとジャンプして横に出てきたり勢いをつけて1回転ジャンプをしたり、という場面も。滝さんは曲の途中でかみじょうさんか卓郎さん(下手側から見るとどちらを見ていたのか角度的には分からず)の方を確認し、その時に少し目元を緩めている様子が見えた。とても調子が良さそうだ。
ここで最初のMCが入る。卓郎さんの第一声は「みんな無事かー!!?」だった。こちらの様子を心配してくれるようなひと言を真っ先に掛けてくれたのが優しい卓郎さんらしいなと思いながら聴いていた。しかしそれに応える客の歓声が心なしか少し弱かったのが暑さの影響を表しているようでもあった。その後にはこちらを煽るようなひと言を卓郎さんが続けていた気がする。
ロッキンが20周年を迎えたことに触れ、9mmは2007年?に初出演してからずっと出ていて干支が一周した、という感じの話も出ていた。
MCに続いてガラスの街のアリス。この時には人の動きが変わりあまりステージが見えなかったので聴く方に集中。この曲がフェスの定番曲としてセトリに入っているのが嬉しい。
そこから滝さんが音を切らずに静かにギターを奏で続ける。ここから黒い森の旅人に繫がる静かなアレンジへ。ピックを咥えながら指弾きで優しい音を奏でる滝さん。ここまではかなりの暑さだったPARK STAGE、この瞬間、静かなギターの音に合わせるかのように心地よい風が吹いてきた。曲に入った後も森の中を思わせるような爽やかな風が吹いていた。自然をも味方につけたような、この上なく素晴らしい演出のようだった。序盤から卓郎さん越しにかみじょうさんの腕とスティックだけが見え、かみじょうさんがどれほど大きく腕を振りながら叩いていたのかがよく分かる。9mmの曲の中でも野外が似合う曲のひとつで、今思えばPARK STAGE後方の木陰で聴いていた方が曲に合っていたかもしれない。
この辺りで2回目のMCが。あまりの暑さに「おれたちもソーラーパネルみたいに発電できたらいいのに」という発言が飛び出したり、太陽を指さしながら(卓郎さんに合わせて和彦さんも一緒に指さしていた)「カエラちゃんの時にもう暑さのピーク(的な表現だったが失念)だと思ったけど…まだ余力残してましたねこの人」と暑さを表現していた卓郎さん。おれたちには夏を感じさせる曲がないから…という感じの話や、9月にリリースされるアルバム、DEEP BLUEの話題にも少しだけ触れていたのはこの時だったか。
そして次の曲はDEEP BLUEにも収録される名もなきヒーロー、手拍子が発生するところで滝さんがギターを掲げてネックを叩いて手拍子を煽るような動きをしていた。4月にリリースされたこの曲も、今ではすっかり他の曲に負けないくらいに盛り上がる曲になっていた。
続いては新しい光、今年からイントロ前に卓郎さんと滝さんが曲中のフレーズに近いようなメロディーをふたりでギターで弾いてから徐々にベースとドラムが重なり曲に入る、というアレンジで演奏されている。だがこの日はこれまでとは違い卓郎さんと滝さんが静かに音を出している間にかみじょうさんがカウントを入れ、そこからライブアレンジのギターに入るという、初めて聴く入り方だった。限られた持ち時間の中で多少の時間短縮という意味もあったのだろうか。正直、ほんの僅かに普段とは違うアレンジを聴けたこの瞬間を観られただけでここまで観に来た甲斐があった、と思った。サビではこの日一番の大合唱!!1サビの後には卓郎さんが下手へ、入れ替わるように和彦さんが真ん中へ移動してからギター・ベースを一斉に掲げる部分へ。間奏後には和彦さんがシャウトする時にこちらから姿が全く見えなったので、それほど屈んでマイクに近づいていたことが窺える。この時だったか、それまで見えなかった武田さんが下手のこちらから見えるくらいにステージ前に張り出してきていた。
「おれたち欲張りだからさ、もうちょっと欲しいよね!」という卓郎さんのひと言で次の曲を察する。太陽が欲しいだけ!!快晴の下で真っ直ぐに響く力強い演奏と卓郎さんの歌声が最高にかっこいい!「さあ両手を広げて~」の部分では歌詞に合わせるように無数の手が客席から上がる。それ越しに観るステージ、という光景は圧巻だった。
最後の曲はBMB、卓郎さんが「ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2019に辿り着いたら!!」と捲し立てるように歌う。2番の「迷える子羊たちが~」の部分では和彦さんが片手でベースを高く掲げ、何度も自身の胸を拳で叩いてからベースのボディを思いっきり平手で叩く。9mmの中でも一番の定番曲とも言えるBMBを最後に持ってきたことで、これ以上ないというくらいの盛り上がりでこの日のライブを締めくくった。
演奏が終わると武田さんと滝さんは早々と退場。下手に視線を移した時に丁度和彦さんの投げたペットボトルが頭上を通過していった。卓郎さんは時間的な問題か、いつもより短めに挨拶。後ろからかみじょうさんが顔を拭いながら出てきて客に向かって軽く手を振るようにして退場していった。
今年ロッキンに来るという決断をした最大の理由は「9mmをひたちなかで観たい」だった。14時の野外、本当に暑かったし、ステージは言わずもがなの熱さだった。それでも、本気を出した太陽の下で聴けた「太陽が欲しいだけ」は最高に気持ち良かった。ここまで観に来て本当に良かった。
9mmの次はLAKE STAGEのthe band apartを観に行くつもりだった。しかし、フロントエリアで暑さにやられて一気に体力を減らしてしまったので断念。PARK STAGE近くの木陰で休んだ後、ハングリーフィールド~みなと屋などGRASS STAGEの周りをゆっくり歩く。みなと屋で休憩を取っているとGRASS STAGEでライブ中のPerfumeの「P.T.A.のコーナー」が聴こえてきた。折角なので、とGRASS STAGEに向かう。
◆15:30 GRASS STAGE
FAKE IT
TOKYO GIRL
無限未来
GRASS STAGEに辿り着いてから観られたのが上記の3曲。かなり後方からステージを観ていたが、蛍光色の衣装が黒いステージによく映えていて、遠くからでも3人の動きがよく分かる。恐らくPerfumeを観たのは9年振りくらいか。3人の美しい動きに目を奪われ、可愛らしい口調のMCにとても和んだ。この日のセトリは今後リリースされるベストに入っている曲で構成されていたそう。
無限未来の前にあ~ちゃんが、「日本の音楽は世界レベルだと胸張ってくれよ!」「私達も頑張って音楽を続けるから」と言っていた。今や海外のステージにも立っているからこその言葉、胸を打たれると同時に色々と考えさせられる重い言葉だった。
あ~ちゃんが、最後まで残っていてくれてありがとう、優しい~、と満員の客席に向かってひと言。こちらからするとPerfumeならGRASSが人で埋め尽くされて当然だと思っていたが、それを当たり前と思わずに客に向かってそのようなひと言を投げかけていたことにあ~ちゃんの誠意や優しさが窺えた。
◆16:20 BUZZ STAGE
THE PINBALLS
GRASS STAGEから移動して来たらちょうどライブが始まっていたので寄ってみた。ライブを観たことがなく、それどころか実は1曲も聴いたことがないバンド。
屋根のあるBUZZ STAGE、風が入ってくるとかなり過ごしやすい、涼しい。それとは対照的にもの凄い熱量の演奏が繰り広げられ、威勢のいいロックンロールがこれでもかと繰り出される。全然知らない曲なのに、気付けば拳を振り上げ歓声を上げていた。とにかく楽しかった。
ボーカル・古川さんが喉の不調でしばらくライブを休んだ、という報せはどこかで読んだので何となく知ってはいたが、復帰後最初のライブがこのステージだったらしい。客席から「おかえり!!」という声が上がり、MC中にステージ横のモニターに映されていた、おそらく最前列にいると思われるファンの方の感極まる様子を観て、これが初めましてだったけれどもこのバンドがロッキンで無事に音を鳴らせていることを一緒になって喜んだ。
THE PINBALLS終了後には再びみなと屋に戻って休む。この時には暑さも結構和らいでいたかと思う。GRASS STAGEとBUZZ STAGEに近く、昼過ぎには混雑もなく、冷たい美味しいものが色々あったみなと屋は暑くて広い会場内ではとてもありがたい存在だった。
◆18:05 GRASS STAGE
かなり後方にいたためモニターでステージの様子を観ていた。赤い照明の中、羽織っていたシャツの裾をなびかせながら登場したTAKUMAさんがやたらかっこよかった。
とても楽しみで、本当は全部観たかったが特急の時間とシャトルバスの混雑を懸念して1曲目のVIBES BY VIBESのみ聴いたところで泣く泣く切り上げる。
シャトルバス乗り場へ向かっているとPARK STAGEを過ぎたあたりで花火が上がった。丁度PARK STAGEトリ、KREVAのライブが終わったところだったようだ。LAKE STAGE近くまで到着すると[Alexandros]のワタリドリが聴こえてきた。忘れらんねえよのサウンドチェック中だった。
忘れも観たかったが急いでバス乗り場へ。既に長くなっていたシャトルバスの列に並ぶ。LAKE STAGEから聴こえてくる「この高鳴りをなんと呼ぶ」の演奏に見送られながら会場を後にした。
--------------------------------
厳しい暑さの中、多めに休息を取りながら回ったおかげで何とか1日元気に過ごせた。
服装はTシャツ、その下にユニクロのエアリズム、膝下丈のワイドパンツ。それに帽子(アウトドア用のゴアテックスのやつ)とバスタオルを装備。帽子とバスタオルのお陰でほとんど日焼けせずに済んだ。
また、会場の気候が自分の住んでいる所よりも湿度が少なく、涼しい風が吹いていたため日差しを避けられれば思いのほか快適な時間もあった。
<良かった点>
・休憩を小まめに取り、食事と水分補給の時間もしっかり確保した
・ステージ間移動もかなりゆっくり、時間をかけた
・9mm以外はフロントエリアに行かないようにした
→これでかなり体力を温存できた
・自宅にあった数年前のポータブル扇風機が意外と役に立った
・荷物を最小限にまとめた(小さめのショルダー1個+タオル)
・帰りのシャトルバス混雑を予想して早く出てきたため焦らずに済んだ
<反省点>
・行きの特急は特急券のみ切符購入にすれば精算しないで済んだ
・シャトルバス・切符売り場の混雑を甘く見ていた
・そもそも水戸駅からバスの方が良かった
・帰りのシャトルバス混雑を予想して早く出過ぎてしまい勝田駅で暇を持て余した
→主に移動に関することで反省点が多々あった。
会場内にはミストや水を撒いているスペースがあったり、GRASS STAGEに至る道、観覧車の下あたりで砕いた氷を撒いていたりと暑い中でも少しでも客を涼しい気分にさせるものがたくさんあった。暑さ対策をきちんとして無理せずゆっくり回れば自分のように暑さに弱くても1日過ごせると分かったので、今後はひたちなかに行く回数が増えるかもしれない。最高に暑く、最高に熱い、楽しい夏を過ごすために。