最後の駅の向こう

何でもすぐ忘れる人の特に記憶に残しておきたいライブの簡易レポートと趣味のレビューの予定。あくまで予定。

20190614/9mm Parabellum Bullet“6番勝負”@浜松 窓枠

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9mmの15周年企画、6番勝負の2戦目。浜松窓枠にて対戦相手にthe telephonesを迎えての開催。

9mmとtelephones、2マンは2014年の“Next Bullet Marks TOUR”以来であり、更に窓枠は2010年、移転後のこけら落とし公演に9mmのツアー“命ノゼンマイ大巡業”でtelephonesと9mmが対バンした、両者にとってはとても縁のある場所。個人的にはこけら落とし公演を観に来ることができなかったため、窓枠にて9mmとtelephones、という当時と同じ組み合わせのライブを、9年越しで遂に観に来ることができた、嬉し過ぎるライブ。

 

整理番号がかなり遅かったため、会場に入ると既にフロアは満員。初めて来た窓枠、キャパ450の小箱とは思えないほど天井が高く、開放感がある。また後方に1段高くなっているスペースがあるのも小箱では珍しい。小規模な2階席まである。段の上に登ってみると人の頭の隙間から僅かにステージが見える状態。下に行ってもきっと見えないだろうと、今回はここで観ることにした。

 

 

the telephones

 

I Hate DISCOOOOOOO!!!

HABANERO

Don't Stop The Move,Keep On Dancing!!!

electric girl

Yeah Yeah Yeah

Urban Disco(ギター:滝善充)

sick rocks(シャウト:中村和彦)

Monkey Discooooooo

Love&DISCO

 

暗転後、下手のミラーボールが照らされ「happiness,happiness,happiness」が流れる中登場した4人はアフロのウィッグを被っていたが登場後すぐに取っていたように見えた。

石毛さんの「埼玉県北浦和からやってきましたthe telephonesです!」の挨拶でスタート、大合唱が巻き起こるI Hate DISCOOOOOOO!!!からのHABANERO、という初っ端からかっ飛ばすようなセトリ。ノブさんは最初から涼平さんの方へ走っていったりと元気いっぱいに動き回る。ノブさんは黄色いタンクトップのような服を着ていたが、よく見るとこの日の会場限定グッズである、9mmとtelephones両者の名前入りTシャツの首回りと袖を切ったものだった。若干切り過ぎていたのか、序盤なのにもう襟ぐりあたりから肩が出てしまうような覚束ない着こなしになっていたのがちょっと面白かった。

 

去年この対バンの話を聞いてからずっと楽しみにしていた、と言うノブさんが突然みんな自由に踊って、というような感じでダンスのレクチャーを始めて踊りまくっていたり、「Black Market DISCO!!」とコール&レスポンスを始めようとしたりとやりたい放題。それを聞いた石毛さんと涼平さんがステージ上で打ち合わせを始めたのが見えたので、本当に即興でやっていたらしい。ノブさん曰く、普通のバンドなら(コール&レスポンスを)リハでもやるところだけど、telephonesはやらない、とのこと。その流れでDon't Stop The Move,Keep On Dancing!!!へ。自由に踊っていたノブさんにつられるように、後ろで観ていてもお構いなし、という感じでついつい体が大きく動く。

このあたりで2010年の窓枠こけら落としの際の思い出話が出てくる。9mmのツアーのゲストとしてtelephonesが出演したため、9mmよりも先にこけらを落としてしまった、という話。

electric girlからYeah Yeah Yeahの流れはゆったりと頭で拍を取りながら楽しむ。涼平さんの歪んだベースの音が最高に気持ちがいい。

 

telephonesと9mmが一緒にいると事件が起こる、これから事件を起こします、と石毛さんが告げてからステージに呼び込まれたのは…滝さん!!登場するところは全く見えなかったが拍手の後にシンセの音が鳴り響き、上手側から笑いが巻き起こっていたので何が起こっているのか色々想像しながら様子を窺っていた。石毛さんのギターを構える滝さん。石毛さんが滝さんに「滝、そのギター弾くの何年振り?」と聞いて滝さんにマイクを向けるとそのままオンマイクで「10年振り!」と答える滝さん。

そして演奏されたのはUrban Disco!!テンポがかなり速い!この後のMCで石毛さんも速かったと言っていたくらい。この時には人の頭の隙間から上手が見えるようになり、滝さんがいい笑顔で弾いているのが見えた。サビではハンドマイクで歌う石毛さんが滝さんにマイクを向けると両腕を思いっきり広げた状態で拳を高く挙げ、弾けるような笑顔で「I am DISCO!!!」と元気に叫ぶ滝さん!終始楽しそうな石毛さんと滝さんの様子が嬉しかった!

 

演奏が終わると滝さんが退場。続いての曲はsick rocks、個人的にかなり好きな曲なのでそれだけで大喜びだったのと同時に、ある期待が浮かんできてそれを楽しみに待っていた。そして曲の終盤、その期待が現実となる。あまり見えなかったがいつの間にか和彦さんが登場、そして思いっきりシャウト!!しかもよく見ると和彦さんは「I am DISCO!!!」と書かれたTシャツを着て登場していた。おそらく涼平さんのマイクを普段の和彦さんセッティングのように下げてシャウトしたと思われる。これが観たかった!!2010年の“命ノゼンマイ大巡業”で対バンした時にもsick rocksで同じことが起こっていたのをDVDで観ていた(窓枠ではなく高松公演だったが)ので、今回もやって欲しいと思っていたら本当に観られた…!!

コール&レスポンスを普段と変えるから、何を言っても「DISCO!」と返してください、からの連続コール&レスポンスと、石毛さんの9mmへの愛が溢れるような「いけるかー!!!」のひと言からのMonkey Discooooooo、そして最後は「9mmと9mmのスタッフと窓枠、そしてみんなに愛とディスコを贈ります!」と言ってLove&DISCOへ。この一連の流れがフロアの熱狂を煽りまくるのは言うまでもなく、Love&DISCOが終わった時には熱狂の中に言葉にできないようなあたたかさがあるような、とにかく幸せな気持ちでいっぱいになった。

 

以下、どこで入ったか忘れてしまったMC。

卓郎さんが石毛さんのことを「輝」と呼ぶのは9mmファンで知っている人が多いためか、フロアから「輝ー!!」という声が飛んでくる。すると、石毛さんがそれを拾って自分のことを「輝」と呼ぶ人は卓郎さんの他に細美さん、ART-SCOOLの理樹さん、dustboxのスガさんだけだと言っていた。

9mmとはもう12年ぐらいの付き合いで、子供に例えるとどのくらい?と突然石毛さんが言い出すので涼平さんから小6だねという補足と、何で子供で例えるの、という適切なつっこみが入る。

また9mmを食うくらいの勢いでやります!というひと言もあった。(このひと言が後に繫がる。)

石毛さんが自分のことを普段からおかしい方だけど今日はもっとおかしい、でもライブハウスってそういう場所でしょ?と言っていた、それだけで石毛さんがどれだけこのライブを楽しんでいるのかが伝わってきた。「おかしくしてくれてありがとう!!」と言いながらご機嫌に手を振る石毛さん。

序盤だったか、ノブさんが卓郎さんの真似をしながら「みんな怪我してない…?」と言うとフロア爆笑。ノブさんによる卓郎さんの真似はこういう場で披露するのは久し振りらしいが、飲み会ではよくやっているという。SNSとかで「似てた」って盛って言っておいてほしい、と言うノブさんに石毛さんがそこの評価は欲しいのかという感じで尋ね、「卓郎そんなに乳首全開じゃないけどね」と付け加えるとフロア、更に爆笑。

それから、どこかの曲中でノブさんが多分最前にいたであろう客の頭をグシャグシャと両手で撫でているのが見えた。それを後ろから、あの人幸せ者だな…と思いながら見ていた。

 

そして9mmがtelephones活動休止前最後のライブ、2015年のLAST PARTYに出た時の話をする石毛さん。「湿っぽいのは嫌だったんだろうけど」と卓郎さんが「telephonesがいなくなったら焼きディスコになっちまうぞ」と言っていたことについて、訳が分からない的なコメントをしつつ、

フェスではこういうこと言わないけれど…という前置きから話されたことが、「俺達が戻ってこられたのは間違いなく9mmのお陰もある」「9mmもtelephonesも色々あったけれどまたこうして笑っていられる」と。その言葉で改めて、今こうして滝さんが帰ってきた9mmと圏外から帰ってきたtelephonesが一緒にライブをしている、そしてそれを観ることができている喜びを噛みしめた。

 

 

30分ほどの転換を挟む。telephonesでだいぶ人が動いたようで、後方から見えるステージの範囲が少しだけ広くなっていた。

 

 

9mm Parabellum Bullet

 

Discommunication

ハートに火をつけて

Cold Edge

キャリーオン

名もなきヒーロー

Bone To Love You

黒い森の旅人

Supernova(ギター:石毛輝)

Monkey Discooooooo(ボーカル:石毛輝)

新しい光

ロング・グッドバイ

 

Talking Machine

Punishment

 

1曲目はDiscommunication、後から気付いたけどまさか“DISCO”mmunicationということか…!?そしていきなり6番勝負横浜のセトリとは違う選曲だったことに驚かされる。

続いてはハートに火をつけて、為川さんが終始体を左右に揺らしながら良い笑顔でギターを弾いている様子が見えた。間奏のサビで卓郎さん・和彦さん・為川さんが左にスライドするとお立ち台に乗っていたと思われる滝さんはそれに合わせて左側にギターのネックを振る。最後の「二人を燃やして すべてを燃やして~」の部分では滝さんがお立ち台でギターを弾きながら、遠目でもはっきり分かるほど大きく口を開けて歌っていた。

 

ハー火のアウトロからドラムを2小節挟み、間を空けずにCold Edgeへ!真っ赤な照明の情熱的なステージがここで一気に青く染まった瞬間が見事だった。 1サビでは和彦さんがステージ前方?まで出てきて弾いているのが見えた。フロアに向かって何かを言いながら煽るような瞬間も。(間奏でシャウトした和彦さんが浜松、と言っていたのか窓枠、と叫んでいたのかを失念してしまった。)アウトロでは僅かなシャウトから足を高く蹴り上げて1回転。

キャリーオンでは2番で「声を聞かせてくれー!!」と卓郎さんが叫ぶとフロアから大歓声が巻き起こっていた。

 

MCを挟んで次の曲は名もなきヒーロー、この時にはステージがほとんど見えなかったため音に集中していて、細かい動きは全く把握していないけれど、1サビで僅かに見えた滝さんが真っ直ぐ前を見据えるような眼差しでコーラスしていたのが記憶に残っている。

 

続いてBone To Love You、横浜に続いてのセトリ入り。4月の荒吐から連続で演奏されているが、今年のライブでは今後もこの曲をセトリに入れていくのだろうか。何年もライブで聴けなかったのでとても嬉しいこと。間奏で和彦さんが静かにベースを弾く部分では卓郎さんが両手を下げるようにして客を落ち着かせるような仕草をしたり、滝さんと向かい合ってゆっくり動いたりしていた。そこから轟音のパートになだれ込む瞬間は何度見ても一気にテンションが上がる。この曲だったか、上手の一番端にいながらも不敵な笑みを浮かべていた為川さんの存在感がとても大きく感じられて、しばらく為川さんを目で追っていた瞬間があった。

 

少しの間を空けて、ピックを咥える滝さん。指で弦を弾いてやわらかいメロディーを奏でる。黒い森の旅人。イントロ、森を表すかのように青緑と青を混ぜた照明が美しい。後ろで観ていたためこの日ほとんど見えなかったかみじょうさん、この曲の時には大きく振り上げた腕だけが辛うじて視界に入ってきた。普段より見えないからこそ音に集中して、鬼気迫るような間奏のツインリードに聴き浸る。

 

ここで卓郎さんがステージに石毛さんを呼び込む。先ほど石毛さんが滝さんをステージに呼んだ際には「telephonesと9mmが一緒にいると事件が起こる…」といい感じに煽っていたのに、卓郎さんは「事件起こしまーす」と軽い感じで言っていたのが面白かった。

卓郎さんのギターを構える石毛さん、曲に入る前にギターや機材を触りながら確認をしているようだった。それを見て、おれのギターだから、と卓郎さん。

そして始まった曲はSupernova!イントロや間奏のツインリードは石毛さんと滝さん、で合っていただろうか。 音源通りにハモったり、たまにユニゾンになっているようにも聴こえた。同じマイクで歌ったり、ぴったり横に並んでギターを弾き、ネックを上げる角度までシンクロしていた石毛さんと滝さんが遠くから観ていると何となく似ていて、兄弟みたいだな…と思いながら観ていた。卓郎さんと滝さんがひとつのマイクで一緒に歌う場面も。 最後のサビ前では為川さんが若干ステージ真ん中寄りまで出てきて大ジャンプ!!

 

卓郎さんが「まだ帰って欲しくない!」石毛さんがそれを受け「まだ居てもいい?」と言ってからの、この日2回目のMonkey Discooooooo!!卓郎さんは唇サングラスを装着して演奏!2番では石毛さんが「a lot of HAMAMATSU girls」「a lot of HAMAMATSU boys」と歌っていたように聴こえた。石毛さんが卓郎さんにマイクを向け、卓郎さんがそれに向かって歌っている部分もあり、滝さんも楽しそうにコーラスをしていた。

 

石毛さんがステージを去り、すっかりお馴染みとなった新しいイントロから始まった、新しい光。ここでも大合唱が巻き起こる。

本編最後の曲、何が来るのか…と思っていると、けたたましいタッピングの音が鳴り響く。ロング・グッドバイ!ステージが再び真っ赤に染まる。「僕には君がいれば何もいらなかった」の後には和彦さんが、オフマイクなのにフロア後方にいるこちらまではっきりと聞こえるくらいの声量でシャウトをぶちかましていた。曲はシリアスでかっこいいのに、卓郎さんが石毛さんがステージを去った後もずっとTシャツの首元に唇サングラスをぶら下げていたのでそのギャップは少し面白かった。

 

本編が終わり、5人が一旦ステージを去り、しばらく経ってから再び出てくる。

石毛さんのこけら落としの思い出話を受け、「telephonesにこけら落としを奪われた9mm Parabellum Bulletです…」とほぼマイクを通さずに卓郎さんが話す。

アンコール1曲目、Talking Machineでフロアを大いに躍らせた後にまた事件が起こる。最後の曲、Punishmentでは途中でダイブする人の姿が見え、9mmで飛ぶ人が出るなんて珍しいな…?と思ったがよく見たら石毛さん!!更にステージ上にはノブさんもいて、上手から飛び込もうとしていたようにも見えたが既に石毛さんが客の上にいたため、下手に移動してダイブしていた。

 

演奏が終わると笑顔でピックを投げまくる和彦さんが見えた。また本編の後だったか、アンコール後だったか、かみじょうさんが目元に手をあててフロアに視線を向けて何らかの表情を作っていた。最後に卓郎さんが「9mm Parabellum Bulletでした…間違えた!9mm (ここから石毛さんのハイトーンを真似して)Parabellum Bulletでした!!!」と言って退場。

 

 

以下MCを覚えてるだけ。

序盤で石毛さんのハイトーンボイスを真似て「9mm Parabellum Bulletです!!」と言ったり、「みんな怪我してない?」と、先ほどの“卓郎さんの真似をするノブさん”を真似する卓郎さん。その後「これで(telephonesのMCを)全部回収できたかな」と言っていた。どちらも激似だった。その後だったか、やはり石毛さんの真似をしながら「We Are DISCO!!!」と何度も言ったり、とにかく何度も石毛さんの真似をしていた卓郎さん、「意外とできるもんだねー」と話していた。

石毛さんが「9mmを食うくらいの勢いでやります」と言ったのを受け、卓郎さんが「どんどん食べてもらって構わない」「美味しいよ?おれたち」と言い始めて客の上に若干の「?」が浮かんでいるのが見えた。

また自身のMCについて、みんなおれが話し始めると何言ってるんだ?みたいな反応するけど、それはみんながフィルターをかけているだけで後から考えるとまともなこと言ってるんだよ?という感じの弁明を入れていた。

 

 

この日の9mmのセトリはアンコールを含む13曲のうち6曲が1週間前の横浜と違う曲だった。セトリを半分も変えていたことになる。6番勝負、この調子で対戦相手に合わせて毎度セトリを大幅に変えてくるのではないか?と思うと、今後の公演への期待が益々大きくなる。

9mmと石毛さんがSupernovaとMonkey Discoooooooを一緒に演奏するはこの日が初めてではない。2017年に開催された“TOUR OF BABEL Ⅱ”本編にて石毛さんがサポートギタリストとして登場、この2曲を演奏した。(その時にはI.C.R.Aも演奏された。)ただその時、本編への出演がなかった滝さんはステージにいなかった。だから今回は滝さんも一緒に、再び石毛さんを迎えてこの2曲が演奏されたことが本当に嬉しかった。

そして新しい光とロング・グッドバイは“TOUR OF BABEL Ⅱ”のアンコールで、滝さんが一時復帰した時に演奏された曲。だからSupernovaからの流れで何となく当時のことを思い出しながら聴いていたが、最後にロング・グッドバイのイントロを聴いた瞬間、“TOUR OF BABEL Ⅱ”だ…!!と確信してじわじわと嬉しさが込み上げ、視界が滲み、ステージが見えなくなってしまった。本人達からセトリについての言及はなかったが、石毛さんが助けてくれた、という話は確か出ていたし、きっと“TOUR OF BABEL Ⅱ”を少なからず意識していたのではないか。だから、そういう意味ではこの日のライブは9mmにとってリベンジだったのかもしれない。

 

ライブ中に卓郎さんが、ここに集まった客たちについて「みんな9mmとtelephonesの対バンを観たかった、って顔してる!」と言っていた。9mmとtelephonesがどれだけこのライブを楽しんでいるのかがフロアにいるこちらにもはっきり伝わってきたのと同じで、この日窓枠に集まった客たちがどれだけこのライブを楽しんでいるかも卓郎さんに伝わっていたんだな、と思うと尚のこと嬉しい。

そして卓郎さんが今回の6番勝負について、同世代と言うか「同じ時代を生きている者同士の対バン」と言っていて、この話は横浜でも出ていたけれど今回はそれに「ここにいるみんなもそうだね」と、フロアの人までまるごと仲間入りさせてくれたひと言も堪らなく嬉しかった。ライブ中、大いに楽しみながら色々な事を考えていたが、全体を通して「9mmとtelephonesと同じ時代に生まれて本当に良かった…!!」という喜びで溢れていたので、卓郎さんのこのひと言が聞けて涙が出る程、嬉しかった。

 

嬉しかったことと言えばもうひとつ。窓枠のスタッフさんのあたたかさ。

クロークを利用した時に受付のスタッフさんが、荷物を預かる前にドリンク代やチケットを忘れていないか聞いてくれて、楽しんでね、という感じのひと言で送り出してくださったこと。

これだけで、ライブ前からとても嬉しい気持ちになった。きっとまた来たいと思えた。窓枠とも同じ時代に生きていて、良かった。